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調剤薬局

調剤は誰のため?

投稿者:ゆうこおば 投稿日:12/10/23 00:13 view214view

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6年制卒のみなさん、職場に馴染めていますか?
なんて聞いたらフツーですよね。

ゆうこならこう聞きます。
「6年制卒の皆さん、仕事に疑問を感じ始めていませんか?」

うちの新人君、と呼んだら失礼なほど実力を着々と付けていき、早番、夜間もこなしています。
彼は私たちと違って数々の難関をくぐり抜けてきた「実践向き薬剤師」。
彼ら6年制卒を活かすもダメにするも先輩次第。
お給料?多いに越したこと無いけど、よく考えてみて。社会人1年生であらゆる場面に遭遇しても臨機応変に対処できるかといわれればまだまだ経験が必要だよね。
でも、「せっかく学んだ知識が単純作業ばかりじゃ腐ってしまうよ。」なんて考えちゃってる人いませんか?
「これじゃあ実務実習の延長じゃん。あきちゃった。」なんて思ってる人もいるかもしれないですね。

「初心忘るべからず。」という言葉があるけど、白衣を着て薬剤師の名札付けると別人になっちゃう人多いんだ。
自分が患者の立場になってカウンターの反対側から見たら薬剤師って横暴だなあって思うところたくさんある。
gooのブログにも書いてるけど、調剤薬局の使命は患者サイドにたって、処方された薬を正しく調剤し、患者様にお渡しする。
大学や実務実習では服薬指導として教えるけど、実際は患者様のニーズに合わせたきめ細かな応対が求められる。
ささっと渡して欲しい人もいれば、逆に医者に聞けなかったことを薬剤師に聞きたい人もいる。日ごろ飲んでるサプリメントに対って聞きたい人もいる。介護をしていてケアの方法を知りたい人もいる。
調剤薬局は情報ステーションでもあるのだ。

ドラッグストアはさらに広範囲のアドバイザーとして薬剤師は活躍の場面がたくさんある。
ひとつひとつの問い合わせを通して学ぶことはたくさんあるし、患者様やお客様から学ぶことはたくさんある。

粉砕の指示が出たり、面倒くさい一包化の指示が出たりすると尻込みする薬剤師が多い。
でも、粉砕してでも飲ませたいドクターの思惑、なんとか良くなって欲しいと思う家族の願い、元気になりたいという患者本人の願い、様々な思惑が処方箋には詰まっている。

「いやだあ。面倒くさいわあ。」と逃げるならば逃げればいい。逃げるのは簡単だ。
でも、自分が逆の立場になったとき、大切な人が生死の間をさまよっているとき(今は在宅介護が普通なんだよね)、何かをしてあげたい。このお薬が粉状だったら飲ませられるのに。栄養チューブから入れられるのに。と思うはず。

一包化。ひとり暮らしの方々が増え、施設の需要が高まると薬の間違いを防ぐために一包化は必須だ。
患者名服用時間が印字された一包化ならばたくさんのお年寄りをお世話するデイサービスの係の人も間違わないだろう。

これからの薬剤師は根気の良さと優しさと思いやりも求められる。これらは当たり前なんだけど今まで注目されなかった部分。だって薬剤師は上から目線で専門用語をまくしたて、飲み忘れがあるとコワイ顔で「きちんと飲まないと知りませんよ。」なんてイメージが強かったんだもん。

高齢者の比率が増え、複数の疾患をかかえた患者がワンサカ訪れる。
一包化や粉砕にも専門知識が必要だ。単純作業と侮る無かれ。
毎日の調剤はどれも意味がありどの処方箋も複雑な背景があり、服薬指導はでたとこ勝負。
ひとつしか書いていない処方箋から様々な話が展開するかと思えば、てんこもりの3枚に渡る処方箋がdoで血圧と血糖値と体調の確認で終わることもある。

調剤は患者様の為に行う行為で患者様からいただいたお金(保険請求の分も含めて)があるからお給料がもらえて好きな物が買えたり暮らしていけるのだ。

患者様がわがままいうと文句をいう薬剤師がいる。たしかに理不尽な場合もある。
でも、今まで健康体だった自分のからだが思いどおりにいかないのを想像してみて。
いらいらするし、悲しくもなる。
病気の宣告やインスリン導入の宣告、透析開始の宣告は精神的なダメージが大きすぎてなかなか受け入れることができないのが普通だ。ゆうこならばそのまま家に帰っちゃうかも。注射するくらいならば死んだ方がましってひとだっている。

初めはドキドキした調剤室も毎日そこにいるとあたりまえの空間になってしまい、いつしか薬をマーブルチョコレートのように扱ってしまっている自分に気がつく。その薬は一歩間違えば人が死ぬし、重篤な影響を与えてしまう可能性だってあるのだ。
毎日1枚1枚の処方箋に真剣に向かわないといけないのに、慣れるとついおろそかになってしまいがち。

調剤薬局をバカにする人もいるけど、処方箋だけで判断し、患者様のために日々がんばるためには幅広い知識と豊富な経験が必要なのだ。プロになるには数をこなすしかないと先輩に教わった。

今日はエブランチルの脱カプを168包作るハメになった。静電気であちこち付くからひとつ分ずつ投入しては紙送りするという地道な作業を168回繰り返すのだ。「大変だよお。」と脅かされたが単純作業の繰り返し。こうすることでこの患者様はエブランチルが飲めるのだ。

粉砕や脱カプで力価が落ちるものもあるけど、必要性>リスクであればやむを得ない場合もある。
でも物によっては予期せぬことが起きたりするのも事実。吸湿するとか変色するとか異臭がするとか。
添付文書や書物を読むには基礎知識が必要。化学的知識や物理的知識も必要になったりする。
学生時代の努力は決して無駄にはならない。

先輩より自分のほうが優れているのに、なんて思う人もいるはずだ。
4年制卒と6年制卒は学んだ内容が違うのだから洋食屋とフレンチのレストランを比べるような物で、根本的な違いがあり、甲乙は付けられない。だからどちらが優れているとか良し悪しを比較するのはナンセンスだとゆうこは思う。
それぞれ学びあってお互いの知識や知恵を教え合って共有すればいいのに。

職場に新人がきたら新参者として好奇の目で見ていびるのは良くないよ。昭和じゃあるまいし。
そんなんだから若い人がいつかない。
職場jに新人が来たらみんなで歓迎し大切に育てないと。育てる事により自分自身も精神艇に成長する。
子育ても同じだね。子を育てながら学ぶことはたくさんある。
そう、人はひとりでは生きていけない。とか。

薬剤師同士ってなんでもめたり妬んだり、うらやましがったりするんだろうね?
お互いを尊重し、助け合えばいいのに。

今勤務先では出産のために退職した社員さんのぶんがひとり足りない状態。
こんな時こそみんなで協力して乗り切らないといけないんだよね。

長くなっちゃったけど要するに薬剤師だからってテングになっちゃいけないってこと。
患者様との良好な関係を築いておけば訴訟問題は起きにくいし、いざというときに助けてもらえたりもする。
患者様が患者様を連れてくる(口コミ)。
心のもちようで辛いと感じた仕事もやりがいを感じるようになれる。…かもね。
さて明日もがんばらねば。

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