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続・眼用製剤(ヒアレイン、ムコスタ、ムコゾーム、ミドリンなど)

投稿者:senzyu 投稿日:13/08/17 19:15 view247view

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では、後半です。
 
眼用製剤の話の続きです。

前回は抗菌薬を中心に眼用製剤の不審点を投げかけましたが(でも、違っていたかな?)、
今回はそれ以外の気になることを書いていきます。

また、おかしいぜってところがあったら教えてください(笑)


まずは一番良く出ていそうなヒアレインから。

(ただ、これは以前にどこかのコメント欄に書いた話と重複しますのでご了承ください)



どれだけ目にいいんでしょうか。ヒアレイン。

ドライアイなどに1日4回ぐらい使われる感じですね。


その4回がどれだけ目に良い効果を与えるのでしょう?


4~5時間効果が持続するならわかりますが…
そんなことないですよね。
2時間程度?
本来なら8回ぐらい点してもいいのでは?って思うのですが、
やはり不都合があるということなんでしょうか?
だとしたら、逆に「4回であれば不都合は起こらない」ということなのでしょうか?

それでも困っている人にはありがたいのかもしれません。
一時的にでも良くなるのはありがたいですよね。

でも、将来的に悪化したりはしないのでしょうか?
目の傷など何か原因があって一時的に必要だというのならいいですが、
慢性的な場合ってどうなんでしょう。

例えばフィードバックは起こらないのでしょうか?

薬により目が潤っていれば、
人の体から「あぁ、こんなに目が潤っていれば、涙液を出す必要はないな」と判断され、
その「涙を流すという機能」は退化していったりしそうな気もします。

逆なんですかね?
浸透圧なのか、その異物感によってか、
目に対する軽い刺激によって涙液を出させてるのもあるのでしょうか?
だとしたら問題なさそうですが…。

あぁ、自分で解決してしまった…まぁいいか…(+o+)


ちなみに今の話ってムコスタ点眼UDにもいえることかもしれないですね
(ジクアスも。浸透圧は関係ないですが)。


あれって苦いですよね。

例えば、苦いものや酸っぱいものを食べると唾液が出ますが、
それがムコスタの効果ってことなのかなぁ~って考えたことがあります。

口に広がれば唾液が分泌されるような苦いものは、
胃ではそれが防御因子分泌に役に立ちそうですし、
目に点せばそれが涙液になる…みたいな。

苦味健胃薬とかも同じ仕組みっぽいし(違うかな?)、そんな気がしないでしょうか?

しかし、それってなんだか
受容体だの、官能基だのって複雑に体系化された生化学や有機化学を
応用してできる製剤とは対極にあるものっていう印象です。

体にこんな仕組みがあって、受容体があって、サブタイプがたくさんあって、
その多くのサブタイプの中でもこのタイプのものだけに選択的に結合させたい。
あるいは、結合力を高めたい
あるいは、脂溶性を高めたい、
あるいは、すみやかに代謝されるようにしたい、
そのためにはこんな構造ではどうか。
それでだめならこれではどうか。
コンピューターに計算させたらこの構造がいいっぽいから試そう…などなど。



それに比べて、ムコスタUDは…


ムコスタという薬が20年以上前からあります。

それを目薬にしちゃいました!テヘペロ!



え!?そんなんでいいの?
って思っちゃうんですよね~(@_@;)

「あのムコスタに目薬が出た!」なんて
たしかにインパクトがありますが、
医療用の薬は、期間限定のお菓子などの商品とは基本的には違うマーケティング
がされるものと思うんですよね。
「インパクトがあれば一時期は売れるからOKだぜ」という判断はされないはずです。

ムコスタ(レバミピド)が良さそうだ!使えそうだ!とわかったとしても、
そのままの形ってどうなんでしょう?
懸濁性点眼にする以外に、構造などで検討する余地はなかったのでしょうか。

「目薬としての」効果的で安全な構造は、追求されたりしなかったのでしょうか。
もちろん、レバミピドは内服薬としての安全性がほぼわかっているから、
そのままの構造であれば絶対変なものでないのは明らかだろうし、
お金も節約できそうだからいいだろうっていうのもあると思います。
また、ライバル会社より先に発売したいっていうのもあるかもしれません。

しかし、それだけなのかなぁ~って懐疑的な私は思ったりしてます。
「しょせん目薬だから」っていうのがあるんじゃないかって。
これも考え杉でしょうか?

ちなみに、
セルベックスやガストロームやガスロンNでも、同じような薬が作れちゃうんですかね?
気になるところです。


では、次に出血の話。

目の出血(結膜下出血)で目が真っ赤になってあわてて病院にかかる人多いと思いますが、
これも薬いらないと思うんですよね。
自然に治る訳ですから。

ですが、ムコゾーム点眼の処方せんをもって来局される方がうちにもたまにいらっしゃいます。

ええ。
そうですとも。

私が目の敵にしている好敵手。酵素製剤ですよ。

え~いらないでしょって話です。
さらに、一応「卵アレルギー」を確認しなければなりません。

患者さんの満足感を得るためにとりあえず処方しているだけかもしれませんが、
せめてヒアレイン点眼とかにしてくれたらなぁ~なんて思います。
(でも、そうしたら薬剤師としてありがたがられるチャンスが減るからマイナスなのかな…。)



 
それから仮性近視

一番仮性近視で処方されるのはミドリンMみたいですが…。

これにもエビデンスがないみたいですね。
アメリカで双子の片方の子にだけ数年使用を続けて比べたところ、
差がでなかったとか…。

そもそも、ただの近視なら薬がいらない訳で、
仮性近視かもしれないっていっても
薬を使うことが本当に近視予防になるかは謎な訳ですよね…。

じゃあ、いらないんじゃないの~っていうのは私の考えですが…
どうなんでしょうね。


以上

眼科について思うことの話でした!


あと、関係ないですが、半沢直樹がおもしろい!!!


私は日曜に夏休みが終わり、月曜から出勤ですが、
その分の処方箋が一気にくることになるよ。

まさに倍返し!

怖いよ~
助けて~



おしまい。

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