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薬局

何なの!?日本スポーツ振興センターの「災害共済給付制度」って。

投稿者:senzyu 投稿日:15/01/08 01:21 view224view

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薬局の業務の中には、薬の説明や管理以外にも仕事がありますよね。
例えば保険に絡むような仕事とか…。

正直私自身苦手で、さらに勉強しようにも、なかなかこれが難しい…。

そんな訳で!

僭越ながら私が、そんなテキストとなるような内容も
これからブログに書いていこうかなって思います。(たまにですが…。)

あと、良かったら誰かマネしてください。
私も勉強したいので。是非!

また、補足説明「違うよ」的なコメントも大歓迎です。


そんな訳で、超基礎から説明していきながら、
自分自身もこれを書くことで勉強していこうと思います。

で、その記念すべき第一弾は「災害救済制度」です。

まぁ~
ずらずら順を追って制度の説明してもおもしろくないでしょうから…




アシスタントを呼びました。
 
 
「こんちは。僕、ヒルソフ君です。」








どうも。こんにちは。senzyuです。



今日は、
日本スポーツ振興センターの「災害共済給付制度」についてお話します。



おう。宜しく頼む。わかんないことがあったら何でも聞いてくれ。
(以下ヒルソフ君のコメントは青字)



 
皆様はこの制度を何と読んでいるでしょうか??
学校で入る保険?災害共済?スポ振?
スポーツ保険?センター保険?
 

おう。オレは「学校の保険」と呼んでるぜ。
で、それはどんな保険なんだ??
まぁオレは知っているけど、みんなに説明してやれよ。

 

まぁ、そう急かすなよ。
順を追って説明するから。

まず!
住んでいる地域によって若干違いますが、
「乳幼児や子供の医療費助成制度」というのがありますね?

 
なんだそれは?
 
本来であれば、医療保険の自己負担割合は、
未就学児だと2割、小学生からは大人同様、3割です。

しかし、少子化を抑えようっていう世の中ですからね。
子供を持つ世帯の負担を減らそうってことで、
乳幼児などでは、この医療費の自己負担分の一部または全額を
その地域の自治体がサポートしてやるぜ!って事になっています。

この制度を乳幼児の医療費助成制度と言います。
 
ああ!もしかすると、あの医療証か!
おれの地域では「こども医療費助成」って呼んでいるぜ。

 
そう。地域によって、呼び方も違うし、サービス自体も3歳まで適用だったり
高校を卒業するまで適用だったり色々なんだよ。
 
金のある地域のほうが有利なんだよな。たしか(ニタリ)
 
そうみたいね。
それに、対象となるものも若干違いがあるみたいよ。
おおまかには以下のとおりですが…
 


<対象となるもの>
医療保険が使える医療費、薬剤費
 
<対象とならないもの>

・健康診断、予防接種、薬の容器代、差額ベッド代、美容整形や近視の手術、
正常な妊娠出産など、医療保険が使えないもの
・交通事故などの第三者行為によるケガの治療費(これは自賠責が適用)
・他の公費医療で助成される医療費など



 
まぁなんとなくわかったような。
 
それで、話は戻るんだけど、学校で怪我をした場合、
この乳幼児の医療費助成制度は使えないんだよ。
 
え?困るじゃん…どうすんの??
 
ここでさっきの話が登場するのよ。
 
なるほど!そういうことか!
 
じゃあ、正解をどうぞ!
 
…いやいや、お構いなく。だいたい俺はわかってっから。
続きを頼むよ…。
 


…。
日本スポーツ振興センターの災害共済給付
ここで登場します!!


 
…。
タイトルが長いんだよね~。だからピンとこないんだよなぁ~

 
うるせ~なぁ。
学校で怪我したときの保険といえば、
この「日本スポーツ振興センターの災害共済給付」なんだよ。
 
知るかよ。なんだよ。そのセンター。
 
オレも知らんよ。
まぁ学校の怪我といえば「体育」。
体育といえば「スポーツ」。

じゃあ、スポーツといえば?
 


…日本スポーツ振興センター…

 
だろ?

 
だろ?じゃねえよ。出てこないだろ。普通そんな団体の名前。
 

まぁたしかに。「振興」というのは「盛んにする」という意味だから
名前からすると、日本でスポーツを盛んにしようぜって団体っぽいよね。
 
だろうよ。
 
でも調べたら、元々は「日本学校健康会」
それが「日本体育・学校健康センター」などの名前を経て、
「日本スポーツ振興センター」になったそうだよ。
 
目的は、「学校に関する健康のこと」だけだったのが、
あとで「スポーツに関すること」も加わって、
それで団体の名前も変わったみたいよ。
 
思い出したぜ。
たしか「天下り先」としても知られているんだよな(ニタニタ)
 

まぁそんな訳で、学校の行事中、授業中、給食中、
部活、休憩時間、通学時に起こったケガなどは、

「乳幼児の医療費助成制度」ではなく、
全てこの「センターの災害共済給付」の対象になるのです。
 
なるほどね。
それでさ。我々薬剤師からすると…
これを患者さんが利用することで何かある訳?

 
あるんだよ~面倒なんだよ~。
 
おお、急にどうしたんだよ。
 
薬局が関わる保険っていうのは、通常「現給付」な訳ですよ。

つまり、患者さんは、お金ではなく
「薬やサービス」を受け取る(給付される)んです。
例えば、乳幼児の医療費助成制度では、
赤ちゃんの医療費がタダになったりするでしょ?
このとき患者さんの家族はお金を貰っている訳じゃないよね。
「医療」という「物」を貰ってるって感覚なのよ。
それが現物給付。
普通の患者さん(3割を自己負担)だって、残りの7割は、
同じように「現物給付」を受けている…といえます。

つまり、「現物給付」がスタンダードな訳です。

ところがこの「センターの災害共済給付」は、「現給付」
 
知っているぜ。薬局が患者に金を払うんだろ??
 
質屋かよ。違うよ。そんなことしてたら薬局つぶれるよ。
払うのは薬局じゃなくて。その「センター」だよ。

薬局がやるのは「調剤報酬明細書」を書いて、患者さんに渡すこと。

つまり、これだけ医療費がかかりましたよ~っていうのを
証明してあげるのよ。

ちなみに病院でも「医療等の状況」という用紙を書いてもらうみたいよ。
で、患者さんは、
それらの紙を学校に提出するんだよ。
すると学校(設置者)は、センターにそれらを提出
で、センターが学校を通して、
患者さんにそのお金を振り込むのよ。
 
だいたい解ったけど、さっきから「患者」じゃなくて、
「患者の保護者」じゃね??
子供が口座もってんのかよ。

 
うるせえ。
 
それで…薬局はどれぐらい儲かるんだい??
 
変わらないよ。手間が増えるだけで、儲からない。
用紙の記入料(文書料)についても、
日本薬剤師会が「無料でする」って以前に決めたみたいだから。
 
記入の手間賃はもらえないんだ…。
 
あと、窓口では普通に患者さんから自己負担分のお金を貰うんだよ。
乳幼児の医療費助成制度は使えないからね。

例えば10割の計算で1万円かかったとしたら、
そのうちの3割分の3000円を薬局は貰う。
 
え?乳幼児の医療費助成制度を使ったら
(地域によっては)タダになるのに??

 
さっき説明したけど、患者が薬局に払った分は
センターが患者にあとで振り込むのよ。
だから、患者さんは損しないんだよ。
 
え?でもさ。どうぜタダになるんだったら、
学校で怪我したの黙っておいて、
普通に「乳幼児の医療費助成制度」を
使ったほうがお互いの為じゃないの?
薬局も手間がかからないし、患者さんも変な手続きしなくて済むし。
 

いい質問ですね。
でも、この制度を使うと、3割ではなく、4割患者さんに返ってくるんだよ。
つまり…この場合であれば4000円返ってくる。
1000円得する訳ですよ。
 
何何?何!?その1割分の1000円!?なんで??
 
「療養に伴って要する費用」ってことらしいよ。
 
どういうこと??どういう意味??
 
おかゆ代。交通費。
ポカリ代。そんなところじゃないのかな?
オレもよくわからん。
 
ちなみにこの制度。初診から治癒までの総額が
5000円以上でないとだめなんだよね~。
 
え?5000円?けっこうな額じゃん。
これ該当しない人多いんじゃない?

 
そんなことないよ。病院も併せてだし、
10割分が5000円以上ってことだからね。
つまり、自己負担が3割として1500円以上。
まぁ~それぐらいはかかるんじゃないかな?
 
で、ここでオレがいいたいのは、
少なくとも5000円分の1割である
500円は必ず儲かるってことなのよ…
 
うらやましがるなよ…。
 



ではポイントをまとめよう。この「センターの災害共済給付」を使う人が来たら…
 

・子供の助成制度は使わないものとして、薬代をいただく。

・文書料は無料で。

・文書書くのに時間がかかるのでその旨を説明。

・薬局が混んでたらあとで文書を取りに来ていただくようにする

 

そんなところでしょうか?
 
以上、何か間違っているところがあったりしたら教えてください!
 
おしまい。
 
 

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