運営からのお知らせ

分析大好きsenzyuのブログ
化学分析大好き人間による薬疑心暗鬼ブログです。

senzyuさんのブログ

senzyuさんのプロフィールへ
調剤薬局

6 新人薬剤師におくる勉強法 守破離の話

投稿者:senzyu 投稿日:16/03/27 23:29 view503view

お気に入りに登録

お気に入り登録数:120人


今更、以前やってたシリーズの続きです。

今回のテーマは守破離(しゅはり)です。


私が高校生の頃の話。
鬼怖い剣道の顧問の先生が何度か自分の担任になりました。

で、その先生が、最初のホームルームのときや
学年集会のときなどに生徒に伝えた話が、

この「守破離(しゅはり)」の話です。

またこの話か…(;´д`)

と当時は思ったりしたものですが、
今ではいい話をしてもらったんだなと、先生に感謝しています。

そして先生がなぜ、高校生の自分たちに勉強とは全く関係のない
そんな話をしたのか。
今になってよくわかります。

今回はそんな話です(勉強法とはちょっと違いますが)。



守破離は剣道(武道?)の世界にある話だそうです。

「守」は、守る時期。伝統を守る、マネをする時期。

「破」は、破る時期。工夫を重ね、師匠を超える時期。

「離」は、師匠を離れ、自分のスタイルを作る時期。


と簡単にいうとそんな感じ。


要するに守破離とは、
人がなにかを成し遂げるのに通る段階を意味している訳ですね。


とりあえず、ラーメン屋で喩えましょう!

ラーメン屋だって、いきなり自分のオリジナルラーメンをつくり、
成功する人なんていないですよね。

最初はどっかバイトしたりして、ラーメン作りやら
経営やらの基礎を学ぶ時期があるでしょう(守)。

ラーメンが作れるようになったら、少しずつ工夫を重ね、
師匠のラーメンを超えようする時期がくるはずです(破)。

師匠の味を超えたら、いよいよ師匠のマネではない、
完全オリジナルラーメンを作ってみようっていう時期になります(離)。

これが守破離だそうです。

おそらく大事なのは守と破なんだと思います。
その順番を守ったほうがいいよ~ってことですね。

いきなり個性だしてんじゃないよ~。
いきなり「破」をやってんじゃないよ~ってことです。
まずはマネをすることが大事。
よりいい方法を考えるのは基本を覚えてからだよって訳です。

その順番は、ラーメン屋だろうが、格闘技だろうが、
薬局だろうが病院だろうがドラッグだろうがおそらく同じだと思います。

え!
だってさ。
上司のおっさん、おばちゃんなんか、パソコン使えないしさ~。
要領悪いし、俺のほうが上じゃん!??


自信がある方であれば、そんなことが頭をよぎるかもしれません。
しかし、やっぱり順番は守ったほうがいいです。

理由は2つあります。

まず、そのやり方というのは、今までその仕事場で長い間試行錯誤の上、
できあがったやり方だからです。
武道でいうところに「型(かた)」というやつですね。

軟膏の練り方、薬袋への袋のつめ方、薬の説明、発注、電話応対など
色々な仕事がありますが、どれも自分(上司)の独自のアイデアだけで
やっている人というのはほぼいないでしょう。

こうすると遅くなった。あるいは速くなった。
こうするとミスにつながった。
こうすると感謝された。こうすると不信に思われた。
などなどいろんな経験からルールが少しずつ修正調整され
それが先輩から後輩へと時代とともに変化しながら伝えられ
今のやり方ができあがっているはずなんです。
つまり、薬局や病院にだって「型(かた)」があるよという訳です。


もちろん、風通しの悪い職場であったり、
個性的な管理薬剤師によって
おかしなことになっている場合もあります。

しかし、入ったばかりではそれが正しいかどうかも
判断が難しい訳ですから
まずは「守」を実践することだと思います。

それが正しいかどうかは慣れてから話し合ったり
すればいいでしょう。

なぜ待たなきゃいけないの??
実習先のほうがよっぽど良かったよ~
おかしいものはおかしいよ~


なんて思ったりもするでしょうか。

しかし、それでも待ったほうがいいと思います。

それはもうひとつの理由になりますが、
「なまいきだ!」と思われてしまうからです(当たり前ですかね)。

仕事を教えるというのはけっこう大変な作業だと思います。
責任も発生しますし、先輩だって
「あ、この先輩教えるのへたくそだな!」とか
「あ、この先輩わかってないな。アホだな!」なんて
思われてしまうリスクがあります。時間も労力も費やします。

そんなリスキーな上に、実際に
「そのやりかた、私は間違っていると思います。」
なんていわれたら、当たり前ですが先輩は傷つきます。
嫌いになるかもしれません。それが正しい指摘であっても。

なので、そんな先輩だって一人の人間なんだと気遣ってあげて
ほしいな~と思います。

日本的な古い考えなのかもしれないですが、
私はやはり先輩は立てたほうが絶対いいです。

誰かがすごく仕事ができても、速くても、
他の人がやる気をなくしたりイラだったりして、
全体のパフォーマンスが落ちたら意味がないんですよね。

チームのバランスを考えれば、初めはとりあえずは慣れること、
同じやり方をコピーすることに専念するのが絶対ベストだと思います。

まぁ、
薬局の仕事であれば1~2年である程度はできるようになりますから、
意見をいうにしても、せめてそこまでは待ったほうがいいよ。
我慢だよ~って話ですね。


おしまい。

 

コメント

回答:11件

記事・レポート(1312件)

show

2017.06.21 new 247.日本橋の神社 【薬剤師業界のウラガワ】

2017.06.15 new ジェネリック|後発品の選択基準、患者への勧め方・説… 【特集記事】

2017.06.14 new 246.機械からポンッと薬が出る 【薬剤師業界のウラガワ】

2017.06.08 ジェネリック|切り替えには薬局薬剤師の影響力が大 【アンケート結果】

2017.06.07 245.高齢者委員は静かに会合の核心を突いた 【薬剤師業界のウラガワ】

もっと見る

業界ニュース(19747件)

show

アンケート

show
ただいま、募集中のアンケートはありません。

もっと見る

セミナー情報(2件)

show

ブログ(5594件)

show

求人情報

show

よく見られているブログランキング 集計期間:06月18日~06月25日

もっと見る

よく見られている
薬剤師のQ&Aランキング 集計期間:06月18日~06月25日

もっと見る