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調剤薬局

薬局プロへの道 2 調剤鑑査スピードアップ

投稿者:senzyu 投稿日:17/07/11 13:29 view347view

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前回のつづきです。


・考え始めるのが早い

準備を大切にすることと似ているが、これはもう少しその場その場で求められる考え方でもある。
例えば、上司に「これについてどう思う?」と聞かれてから考え始めるのでは遅いということだ。


薬局生活を思い返してほしい。
毎日のように繰り返される同じ動作は、次の動作に向けて最適化されているはずだ。
それはつまり、意識せずとも次のことに対する思考が開始されているということであり、しっかりと先読みが行われているから動作に無駄がないのだ。
未知なものに対して先読みを働かせることは難しいことかもしれない。
しかし、出来る限り次のことに対して考えておくことを癖づけておくことで、はたからは回転が早い人と同じに見える。



これはたやすいでしょうか?
皆多かれ少なかれやっているかと思います。
でも、やらない人は本当にやらないですからね!
絶対やったほうがいいですよ。

コツをしては、

「時間の隙間をうめる」
「同時進行すると速くなることを探す(手数を減らす)」


の2点を意識するといいんじゃないかと思います。

シロップでも、似たシロップや同じシロップを2本作ることになったら同時に作ったほうがいいですよね。

3種類(A、B、C)のシロップを、
A→B→C と順番に計りいれて1本完成、
A´→B´→C´ と同じように計りいれてもう1本完成、


とするよりは、

A→A´→B→B´→C→C´

2本を同時に作ったほうがメートグラスを洗う手間やシロップ容器の蓋の開け閉めの
手数が減り、速くなりますよね。

軟膏の混合も同じですよね。

プロペトとアンテベート、プロペトとロコイドをそれぞれ混合するとしたら、
1個ずつ作るのではなく、先に共通するプロペトを二つの容器につめてから、それぞれにアンテベートとロコイドをつめたほうがはやいですね。



さらに、軟膏のヘラが3本以上あるのであれば、この場合ヘラの掃除は後回しにすべきといえます。
1本のヘラをプロゴルファー猿のように
「わいにはドライバーが1本あれば十分や!」




といいつつ、ひとつ取るごとに酒精綿で丁寧に拭いていてはいけません。3種類に3本使い、全て終わってから3本まとめて綺麗にするほうが、やはり手数を減らせていいです。


そしてこのようにして調剤が終わると、今度は分包機や軟膏板の掃除、ヒートやゴミ捨てなどの仕事が発生します。

上でも少し書いてますが、これは後回しがいいですね。
「鑑査に仕事をまわす」までが勝負ですから。
全て調剤が終了してから片付けるほうがいいと思います。

ちなみに片付けは全然ず~っと後でいいという訳ではありません。
調剤終了後すみやかにやるのがベストだと思います。

次の粉の調剤や軟膏の混合の処方が入ってから、分包機を掃除していたら、これもまた一手損ですし、薬局が散らった状態はミスにつながりやすいですからね。


次は鑑査を考えます。

鑑査者は調剤者の調剤をぼーっと待つのではなく、どうせ押すことになる印鑑を押したり、処方せん、薬袋、薬歴、手帳などの出来る部分の鑑査にはいったり、電子薬歴であれば、どうせ書くであろうことは書いてしまったり(違ったらあとで直せばいい)、出来ることを探してやります。つまり、時間の隙間を埋める訳です。

事務さんがお薬手帳を貼っている間、腕組みをして待っている薬剤師がいますが、ダメです!



お前がやれよ!



って私は思います(笑)

薬剤師がやれば、貼りながら併用薬がチェックできますからね。
事務さんには違う仕事をやってもらったほうがお得です。



それから疑義照会。
疑義照会ではけっこう病院から受話器を持ったまま待たされますよね。

もちろん待たされている間にどのようにしゃべるかを考えるのも大事ですが、簡単な内容だったり、十分考えがまとまってたら、受話器を肩で固定しながら他のことをしたほうがいいですね。
自信がなければ錠剤のヒート剥きのような単純作業でもいいですし、その処方せん(薬歴)にどうせ変更になるであろう疑義照会の内容を先に書きこみはじめたり、発注やゴミ捨て、箱つぶし、軟膏板とヘラの掃除などもできるはずです。

次は電子薬歴記入にいきます(手書きの方、すみません)。

PC操作については、以前もショートカットの話やマウスジェスチャーの話をしました。これを覚える覚えないで年間どれだけの時間が得するか…。
本当にやったほうがいいです。
これはとことん極めるべきです。

PCの操作は、タイピング、マウスを動かしカーソルにあわせる、クリックの3つでできていますが、

「マウスを動かしクリック」でできることは大概タイピングでもできます。また、熟練するとそのほうがはやい場合がほとんどです。


慣れているマウス操作で全てやりたくなる気持ちもわかりますが、定年までの長い薬剤師の仕事生活のことを思うと、多少一時的にスピードが落ちる副作用は呑み込んででも、はやくに身に着けたほうが得です

上のファンクションキー(F1~F12)やシフト、オルト(Alt)、タブ(Tab)、コントロール(Ctrl)、エンターなどとどれだけ友達になるかが大事といえます。

ソフトによって独自のショートカットキーが必ずあります。
多くのソフトでは、それが書いてあるはずですから、ぜひ失敗を恐れずそれを試し、良いと思ったら使い続け、習得すべきです。


しかし、投薬をしながらPCをさわる場合には、マウス操作のほうが有利なこともあるかなと思っています。
※PCが投薬台にある場合に限ります

PCにがっつり向かいながらしゃべっては、患者さんに冷たい印象を与えてしまいますから通常はがっつりタイピングなんて出来ないですからね。

では、「いつPCに触れるのか」ですが…

患者さんが投薬台まで来る間、サイフを出す時間、カード決済であればその認証するまでの隙間、薬を入れる為のビニール袋を左手でちぎる瞬間、サッと右手でマウスを触ることができたりします。

意外と薬歴ソフトって何かのボタンを押してから待ち時間があるんですよね。
ソフトを開く。
ログインする。
患者さんのデータを呼び出す。
編集画面を呼び出す。
編集画面を登録する。
確認項目を呼び出す。
確認項目を登録する。

その時間ボーっと画面を眺めながら待っているのなら、隙間隙間でクリックをして、記載を進めると、これも時短につながります。

テンプレ文章をマウスだけで打てるソフトもありますから、場合によっては「お大事に」といった瞬間には薬歴は書き終えているなんてことも起こりえます。

また逆に、
患者さんが帰られてから薬歴を書くときにもやはりこの「ボタンを押してからの待ち時間」が発生します。

この場合もボーっと画面を眺めながら待っているのはもったいないです。

この時間を利用して処方せんに印鑑を押したりサインをしたりすることができますから。


まだまだ探せば色々色々ありますが、これぐらいで終わります。

まとめると、
そのように常に考えて仕事を探していれば「手が空く」なんてことはほとんどなくなるんじゃないかと思います。

同じ薬局でも、何かしらの仕事を見つけて手が空かず常に仕事をしている人と、自分のやることが見つけられず(あるいはあえて)おしゃべりをしたり雑誌を読んだりネットサーフィンする人がいます。

こんな状況を目撃したとき、パッみて、どっちが仕事できる人なのかはわかりません。休憩している人が恐ろしく仕事がはやく、なにかしら働いている人の方が効率が悪くダラダラ仕事をしているだけかもしれないですしね。

ただ、考えている人とそうでない人の差は、年数を追うごとにどんどん開いていくでしょうから、嫌でもまわりに気づかれるのではないかなぁ~と思います。



年だけ重ねて仕事のできない薬剤師…と思われるのは、つらいんじゃないかと思います。
開き直ってしまえば、そうでもないかもしれませんが、少なくとも仕事は絶対楽しくならないんじゃないかと思います。
正社員であれば、1日の大半は仕事ですからね。
「好きじゃない仕事で一日の大半が埋まる人生」なんて、いい人生である訳がないですから、こうやってコツコツと、与えられた仕事だけをこなすのではなく、積極的に考えて行動すべきではないか!

私はそう思う…  (偉そう)


つづく(かどうかは不明)
 

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