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乳ガンの勉強会

投稿者:rihito 投稿日:18/02/14 06:59 view165view

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●乳がんについて



 歴史的には、1804年に華岡青洲が世界初乳がん手術を行った。1894年にハルステッドの拡大乳房切除術を行い暫くはこれが主流であった。現在は、ハルステッド手術→胸筋温存乳房切除術→乳房温存術→乳房再建術(インプラント)に変遷している。



 ピークは45~49、60~64の2峰性。ステージ3は抗がん剤が進化したので生存率が上がってきたが、ステージ4は未だに生存率が上がらない。検診発見乳がんの多くは初期治療は根治を目指す。再発患者やステージ4の患者は生存期間の延長・QOLの改善を目指す。



 



●交叉耐性



 アンスラサイクリンへのタキサンの付加。両者の交差耐性は少ないと考えられている。



 



●薬物投与量の予後の関係



 85%以上入れられた場合は、生存率が改善する。それ以下ではかなり効率が落ちる。



 



●ネオアジュバント:術前化学療法(neoadjuvant chemotherapy)



 乳がんでは最近行われている。「AC×4 → Surgery」「Surgery → AC×4」のどっちも生存率が変わらないのならば、先にAC×4を行った方が良いという考え。



 



●術前に見た目が根治した場合は?



  pCR(組織学的完全奏効)は原発巣とリンパ節転移の湿潤病巣が全て消失した状態。現時点では抗がん剤でpCRになっても外科的手術を行う。全く手術を行わなかったのは現在試験が行われており検証中。



 



 



●局所進行乳がんに対する対応



滲出液・膿汁、出血、悪臭



たとえステージ4でもQOLが改善、予後延長も期待できる。こういう状態で始めてきた人は心のケアも大事。「よく来たね」と声をかけてあげることが重要。化学療法を行なって、腫瘍が小さくならなくなってきたタイミングで手術を行う。



 



 



 



●パクリタキセルによる末梢神経障害



 3週間くらいでGrade1以上末梢神経障害が出てくる。50%の患者が末梢神経が治るまでに2年半かかる。タキサン系抗がん剤は軸索障害を起こす。



 患者さんに日誌をつけてもらうことで、Nab-PTXは投与の3、4日後に最も末梢神経障害、関節痛、筋肉痛が出るのが分かった。ECに変えるとそのような症状は出なくなった。



 



 →薬剤師はこういう部分に気づいてほしい







岐阜大学医学部附属病院 乳腺外科 二村学先生 

のご講演より







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日頃の業務で関わってないから分からないこと多く......

恥ずかしい限りで。

今年ガイドラインが新しく出るそうなので読みたいところですね......















 

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