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以前漢方薬局で働いていた経験を活かし、漢方関連のことを不定期で書いていきます。「やさしい中医学入門」を参考にしてます。

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整体観について

投稿者:choline 投稿日:14/03/20 12:06 view78view

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健康観に続いて東洋医学の根底に流れる整体観についてのお話です。

先に断わっておくと私自身、
整体観というものをきちんと理解できていないかもしれません
わかる範囲での説明になります。



整体観とは、
「人体を有機的な統一体と捉え、病変を局部の変化とみることなく、広く全体的に捉えようとすること。
人間は一人一人が全てを備えた小宇宙。小宇宙としての人体は、大宇宙と同じ法則に従う。」

要約するとこんな感じだと思います。難しいですよね。
私はざっくりと「木を見て、森を見ずにならないこと。自然界で起こる現象は体内でも起こるのだ。」
という感じに捉えています。



整体観を理解するうえで、下記の5つの原則を覚えることが重要だと思います。

天人合一(てんじんごういつ)
人間は、大宇宙、大きな自然の一部分であり、同時に存在そのものが大自然である。
つまり、人間というのは、自然の摂理やあり方に背いて生きることはできない存在であり、
常に大自然と調和しながら生きていくことが望ましい、ということ。

心身一如(しんしんいちじょ)
心と身体は一つの如し。心と身体は表裏一体の関係。
心がマイナス方向に傾けば、身体もマイナス方向に傾き、
身体がプラス方向に向かえば、心もプラス方向に向かう。

扶正ネ去邪(ふせいきょじゃ)
正を助け、邪を除去する(正とは生命力や自然治癒力のこと。邪とは正を妨げる要因のこと)。
まずは生命力を高めることを第一に考え、それがきちんと行われた後で、
生命力や自然治癒力を妨げてしまうあらゆる要因を取り除くことが大切だということ。

陰陽平衡(いんようへいこう)
自然界の全てのものは「陰」と「陽」の相反する二つの要素からなり、
陰陽のバランスが取れた状態で成り立っているという考え方。
心身においても、いつも固定的な状態を保っているわけではなく、日々変化している。
つまり絶対的な健康などはない。

先本後標(せんぽんこうひょう)
先ずは本質、その後に標(本質とは生命力、自然治癒力を養うこと。標は症状と捉える)。
まずは養生を行い、次に症状という標に対しての方法を考えることが大切だということ。





今回は「漢方セルフメディケーション(駒草出版)」という本を大いに参考にさせていただきました。
整体観とこの5つの原則を知っておくことが中医学を学ぶ上での土台になると思います。



前回の健康観と合わせてぜひ覚えていただきたい内容です。
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