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八鋼弁証について(その2)

投稿者:choline 投稿日:14/05/30 17:35 view64view

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八鋼弁証の「表裏」と「寒熱」についてもう少し補足していきます。

 

前回、表裏は病気の位置を表わし、

感冒や皮膚病なんかは「表」、生活習慣病の類は「裏」と書きました。

だからと言って、皮膚病の全てが「表」であるわけではない、と私は習いました。

 

古方では皮膚病は表証と捉えるが、中医学では裏証と捉えることもあるそうです。

患っている期間で捉え方が違うそうです。

2、3か月くらいなら「表証」と捉えます。

慢性化しているものは「裏証」、というイメージでしょうか。

症状が見える場所に出ているから「表証」というわけではないということですね。

難しいです……。

 

 

それでは寒熱についてですが、その原因によって

熱は「実熱(じつねつ)」と「虚熱(きょねつ)」、

寒は「実寒(じつかん)」と「虚寒(きょかん)」に分けられます。

 

これを説明するのに下図をニュートラルの状態としてイメージしてください。

「実熱」は水の量は変わらず、火がボーボーと燃え盛っているイメージ。

「虚熱」は火の量は変わらず、水の量が減っているイメージ。

どちらも熱症状が出ているのですが、

「実熱」の方は火が強すぎて、水で冷ますのが追い付きません。

「虚熱」の方は冷ます水が少ないため、火は普段通りなのに結果的に熱が出ている状態。

 

「実寒」は火の量は変わらず、水が大量にあるイメージ。

「虚寒」は水の量は変わらず、火が消えかかっているイメージ。

どちらも寒症状が出ているのですが、

「実寒」の方は冷たい水が増えすぎて、身体が温まりません。

「虚寒」の方は温める火が弱すぎて、身体が冷えています。

 

このように、同じ熱にしろ、寒にしろ、原因が違うため対処法が変わってくるのです。

「実熱」は火力を抑える必要があり、「虚熱」は水分を補う必要があります。

「実寒」は水分を減らす必要があり、「虚寒」は火力を増やす必要があります。

 

ちなみに、西洋医学には冷ます薬として解熱剤がありますが、温める薬はありません。

 

ちょっとクドクド書いてしまいましたが、寒熱のこの違いは個人的に結構重要かなーと思っています。

ぜひ覚えておきましょう!

 

 

前回のブログはこちら

八鋼弁証について(その1)

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