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以前漢方薬局で働いていた経験を活かし、漢方関連のことを不定期で書いていきます。「やさしい中医学入門」を参考にしてます。

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気の病証について(その2)

投稿者:choline 投稿日:14/09/19 09:26 view249view

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前回の記事から2か月以上空いてしまいましたcheeky

今回は「気虚」「陽虚」「気陥」「気滞」「気逆」に対してどのような生薬、方剤を使うかを書きます。
 
 
「気虚」は文字通り気が虚した(不足した)状態ですので、
気を補う生薬を使います(補気薬と呼びます)。
代表的な補気薬には人参(ニンジン)や大棗(タイソウ)などがあります。
それらを含む代表的な方剤に四君子湯があります。
 
「陽虚」は気虚が進んで冷えが強く出ている状態です。
陽が虚しているので、陽を補う生薬を使います(補陽薬と呼びます)。
代表的な補陽薬には桂皮(ケイヒ)や附子(ブシ)などがあります。
それらを含む代表的な方剤に八味地黄丸があります。
 
気陥は気が虚して内臓を支えられなくなり、内臓が落ち込んだ状態です。
落ち込んだものを持ち上げるのに升提(しょうてい)作用のある生薬を使います。
升提作用のある代表的な生薬に升麻(ショウマ)があります。
それらを含む代表的な方剤に補中益気湯があります。
 
気滞は気の流れが滞った状態ですので、気の巡りを良くする生薬を使います。
理気(りき)薬とか行気(こうき)薬とか呼んだりします。
代表的な理気薬には柴胡(サイコ)や陳皮(チンピ)などがあります。
それらを含む代表的な方剤に加味逍遥散があります。
柴胡が配合された方剤を特に柴胡剤と呼び、気滞の強そうな方(ストレスの強そうな方)には柴胡剤をまず考えたりします。
 
気逆は気の流れが滞り、逆転した状態です。本来上に上がるべき気を降ろす生薬を使います。
理気薬の中でも特に降気(こうき)作用が強いものを使います。
治療には半夏(ハンゲ)や厚朴(コウボク)などを使います。
それらを含む代表的な方剤に半夏厚朴湯があります。


文章ばかりで読み辛いですね……crying

気虚とか陽虚とかってなんだっけと思ったらこちら!
気の病証(その1)

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