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以前漢方薬局で働いていた経験を活かし、漢方関連のことを不定期で書いていきます。「やさしい中医学入門」を参考にしてます。

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血の病証について(その1)

投稿者:choline 投稿日:14/10/07 09:43 view56view

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気の病証に続き、今回は血の病証についてです。

以前に書きましたが、血は「全身を栄養し、精神活動を支える物質」のことです。
 
血の病証には「血虚(けっきょ)」「血瘀(けつお)」「血熱(けつねつ)」があります。

 
 
「血虚」は血が不足した状態です。
顔色や爪、毛髪につやがない、貧血、眩暈などの症状が現れます。


 
「血瘀」は血の巡りが滞った状態です。
中医学では「不通即痛(ふつうそくつう)」という言葉があり、
これは「通ぜざれば即ち痛む」ということで、巡りが悪いと痛みが出るということです。
血於の特徴として固定性の刺すような痛みが出ます。
生理痛、頭痛、肩こりなどの症状が現れます。女性では月経周期の延長や無月経なども起こります。
 
少し話は逸れますが、気の働きにより血や津液が運ばれていますので
気滞により血於が引き起こされることもあり、このことを「気滞血於(きたいけつお)」と呼びます。
 
また、血瘀(けつお)の他に、瘀血(おけつ)という言葉がありますが、厳密に使い分ける場合、
「血瘀は血の巡りが滞った状態」であり、「瘀血は血瘀により生じた病理産物」という意味があるようです。
これはもしかしたら人により見解が違うのかもしれません。
すべて一括りで「瘀血」と書いている書籍もたくさんあるのではないかと思います。


 
「血熱」は血に熱がこもった状態です。
赤ら顔や赤いニキビ、鼻血などの症状が現れます。血尿や血便、月経過多なども起こります。
 
次回は血の病証に使う生薬、方剤を書きます。



血についての復習はこちらから。
「血」について

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