ネズミとりんご
岡山の病院で働いている薬剤師です。医療者教育に興味があり、教育に関係するいろいろな活動をしています。

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慢性疾患とどう向き合うか?

投稿者:hiromi0327 投稿日:10/05/30 13:56 view86view

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2回目の指導にうかがった慢性腎不全の患者さん。
1回目にお会いした時、お話はしてくれましたが、投げやりな態度で、少しトゲトゲした雰囲気でした。

明らかに、医師から提案された治療を受け入れているようには思えませんでした。
少しさめた感じではありますが、言われたように入院して、いろいろスタッフからの指導を受けられていました。

2回目の指導に行く前は、正直、気が進みませんでした。
あまり、こちらの言っていることに耳を傾けている感じではなかったので。

それでも、お話に行くと、話はしてくれます。
ですが、口から出てくるのは、否定的な発言ばかり。
「透析してもおいしいもの食べられない。楽しみがない。」

また、前回と同じパターンかと思っていたのですが、ふと、慢性腎不全の合併症の話になりました。
「心臓か、脳梗塞で死ぬ人が多いんでしょう。心臓ならいいけど、脳梗塞はねえ。」
それから、自分の親が脳梗塞で倒れたあと、10数年、介護したという話をしてくれました。

子供に、自分の世話をさせたくない(つまり、脳梗塞にはなりたくない)という想いがあり、慢性腎不全の教育入院をしかたなくしているようでした。

「じゃあ、心臓でお願いします!ってわけにいきませんからねえ。」
と言ったところ、その言い方が、おもしろかったみたいで、
「あんたは、おもしれーなー。」
といって、それまで表情がかたくて拒否されているように感じていましたが、笑顔をみせてくれました。

そのあと、私がもっていった薬のしおりもきちんと読んでくれて、質問もしてくれました。
患者さんの話は聞いてみるもんですね。
もちろん、時間という制約と戦いながらですが。

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