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調剤薬局

薬局レポートNo354 薬局ルネッサンス とヨーロッパの薬剤師

投稿者:はるか 投稿日:11/09/19 14:27 view161view

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連投ですみません。ずっと気になっていた薬局レポートから。 



レポートにも書かれているとおり、ヨーロッパの医薬分業の歴史はとっても古い。

だから羨ましがってもそのまま日本にというわけにはいかない。まだまだ時間がかかりそう。



ヨーロッパの薬局は薬の安全管理のための場所であり、公益性が高い。

そして安全性だけでなく経済的にも市民に有益だと認められている。

薬局薬剤師はそのことに誇りをもって仕事に臨んでいるように思えた。



たとえばフィンランドでは、7つある社会福祉保険サービスのひとつに ファーマシューティカル サービス

として薬局のサービスがきっちりと位置づけられている。

健康サービスはプライマリーヘルスケア メディカルケアに分かれている。



公的な病院は大変少なく、受診までに時間がかかるようだった。そのことが不満で私的な保険に入って

私的な病院を受ける人もいるとは聞いたが。


医療費抑制が必須の日本で簡単に病院を受診できることの方が不思議なのかもしれない。

市販の風邪薬や胃薬を薬局で購入するよりも、病院受診、処方箋薬をもらうほうが安くすむことも少なくない。

薬の処方のみで受診したり、倍量処方で薬袋や薬情で薬剤師が悩んだりということがあちらではないんだろうなああ。

フィンランドのYA薬局では調剤作業を効率化して、市販薬も広く扱い、相談業務に力を入れているようだった。

調剤は9割近くが包装単位。ということは薬袋がない!! だからエアシューターやピッキングマシーンが活躍。

箱には添付文書が入っているので、薬情もない。


包装単位の処方ということは、処方する医療機関も患者もそれで満足しているということ。

残薬調整、次回の受診日に合わせて処方日数を変えることなどよりも、

作業効率を高めて、安全(たぶんミスも少なくなる)で経済的な方を選ぶということかな。

包装単位ということで、日本のような日数倍数の内服調剤技術料はない。機械やテクニシャンがするから。


日本も調剤技術料は将来はマルメになるだろうとの予測はあるけれど、今のように計数調剤をただ


集める作業として薬剤師がやっていたら、未来は暗いなあ。。。



そして驚くことに私が購入した市販薬のセチリジンにも同じように添付文書が入っている。

同じ銘柄であればOTCであろうと同じ成分同じ用量で区別はないらしい。

日本みたいにOTCは処方箋薬より用量少なめでということはなさそう。

セチリジンが30錠で1000円ちょっと。クラリチン、オメプラゾールも確かとても安かった。 


適正使用に関与できるであるならば、はるかに経済的に有用。 日本ではスイッチOTCは見送られたけれど。。。


日本は添付文書は医療従事者のためのものと思っていたけれど、日本が特別なのかな?井の中の蛙とはこのこと?



国は違うけれど、下の写真は、ノルウェー オスロ駅の中にある BOOTs 薬局。 

処方箋受け取り口近くから見やすい位置にあった調剤棚 兼ピッキングマシーン。

処方箋をパソコン入力すると円盤が回って該当する薬品が自動で落ちてくる。

汎用薬品の棚のようで、こちらもすべて包装単位。左端に見える引出は汎用以外の薬品棚。

とってもすっきりしていますね。






BOOTs 薬局はイギリス資本の会社。
どちらかというとドラッグストアに近い感じの薬局。
薬局の入口はボディショップと間違えるような美しいつくりで化粧品、
ビタミン剤、入浴剤などを多く扱っていた。
実は日本にも進出していたことがあったらしく、でも数年で撤退。
ちょっと高級感ある薬局で日本には馴染まなかった?


奥にはDI室兼相談室のような部屋もあり、個別で相談もできそう。
なにより薬剤師さんがとってもいい感じ。
オスロ駅にはもう一つ別の薬局が入っていて、いい意味で競争原理が働いているのかも。



と話はまとまらなくなりましたが(^_^;)

薬局レポートには0次診療と書かれていますが、現在の調剤を効率化して、時間を作りプライマリーケア、

早期疾患管理、医療費抑制に力を発揮できるよう努力しなければならないということ。

6年制の実務実習を担当している一人として学生さんに伝えていきたいと思います。



それにしても包装単位の調剤は羨ましい。在庫や、ロス管理も効率的ですね。




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