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薬学部6年制の2期生です。大学の特別日程により、既に一足早く病院実習に入っています。その内容を記録して行きます。

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【病院実習】IVH・ケモ・製剤

投稿者:c_rick 投稿日:11/04/27 22:10 view88view

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最後のクールはIVHを中心に学び、2日間ほど入院患者さんの化学療法や院内製剤に関する実習を行いました。

IVHすなわち経静脈栄養法は、その名の通り栄養を経静脈的に投与する方法で、
食事や胃瘻・腸瘻などの経腸栄養が不可能あるいはそれだけでは不十分な患者さんに施行されます。
今は必要な栄養素(ブドウ糖・アミノ酸・ビタミン・微量元素)が全てセットになった製剤も市販されているので
それをそのまま投与する場合も多いですが、やはり患者さんの病態等に合わせて色々な輸液を混合する場合も多いです。
で、その場合、IVHに用いる高カロリー輸液は特に細菌汚染などのリスクが高いので、
実習先の病院では混注は薬剤部で行うことになっています。
この部署での実習は実際に業務を体験させてもらえる時間が長いのが特徴で、混注を実際に行うことが実習のメインでした。
午後には採用されている製剤の特徴・使い分けについて学んだり、症例検討をしたりしました。
私は混注に必要な技術を習得するというよりは処方箋や症例について考えることの方に興味があるのですが、
IVH室で取り扱う処方箋の枚数自体が1日20枚程度とそんなに多くなく、また患者さんや処方内容も連日あまり変わらないので、
処方箋/症例をたくさん見たかったという意味ではすこし不十分だったかもしれません。
それでも、同じ患者さんへの処方が日によって少しずつ変化していったり、イレギュラーな処方がたまにあったり、
逆に昔からお決まりの組み合わせで出されてくる処方についてそれが本当に最適なのか考察することができて、
勉強になったし、これまでの部署の中で一番論文を参照して考察した部署でした。
栄養素や電解質などいわゆる薬ではないものを主に扱う部署でしたが、注射/輸液の基本であり、
実習以外ではなかなか学ぶ機会のなさそうな内容を深めることができたのはよかったと思います。

ケモ(化学療法)では、実際に抗癌剤の混注を体験することができました。
また、処方箋鑑査も体験させていただきました。
癌化学療法はレジメンに則って行われますが、レジメンの種類が多くしかも頻繁に改訂されるうえ、
副作用の出現状況などによってさらにマイナーチェンジが施されるので理解するのは大変。
…というより、2回の実習では理解するところまではいかず、雰囲気を学んだという程度でした。
ただ、抗癌剤といえどやはり基本は添付文書であり、副作用のモニタリングの際も添付文書の記載内容をもとに重点的にチェックする項目を判断し、投与の適否を判断していることを理解できました。

院内製剤は、市販されていない薬剤を作る部署です。
自分が実際に体験したものとしては、プレドニゾロンの坐剤、眼科領域の消毒に用いる32倍に希釈したポピドンヨードなどがあり、
作り方そのものはあまり複雑ではありませんが、物によっては無菌的な調製が求められたり、調製後に適切に製剤できたか否かを試験で判断したりします。  

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