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調剤薬局

これからの薬局の運命

投稿者:にっしー 投稿日:14/05/16 23:46 view425view

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今日は学術的なことから離れますが・・・ちょっと心して読んでください。

「ハコモノ行政」っていう言葉を耳にしたこと、ありますか?

ここ数年で老人介護施設が急増しましたが、この理由を知っていますか?

 

最近、私の薬局を利用してくれているデイサービス職員さんによれば、

老人介護施設が急増したのは国の補助金が大きかったため、

半ば勢いで建築されたということが背景にあるようです。

 

そして、国の補助も頭打ちとなり、建設ラッシュは終わるようですが、

介護施設の経営がますます苦しくなっていくようですね。

施設外に営業に出て、自宅介護の支援へ積極的に乗り出さなければ、

経営が成立しない、そんな時期に突入しているとのことでした。

 

さて、本題ですが、この話、何かと似ている気がしませんか?

そう!!薬局の未来予想もこれに近いと思われるのです。

分業率は平衡状態となり、処方箋調剤だけでは経営が困難になっています。

加えて、調剤報酬も厳格化され、2年後の改定はもっと厳しくなることでしょう。

(後発体制加算の廃止、調剤基本料や調剤料の更なる引き下げなど)

 

在宅訪問をしない薬局は生き残れないとすら言われていますが、

採算はなかなか取れない上、件数を増やすのも容易ではありません。

さらに問題となっているのは「薬局薬剤師は他の医療職と連携できるのか?」です。

ほとんどの薬剤師は在宅現場で立ちすくむしかできないのではないでしょうか?

 

例えるなら、日本語しか話せない状態で、ニューヨークの真ん中に棒立ちといったところでしょう。

共通言語である英語(=バイタルサインや医師・看護師の発する医療用語)は分からず、

かろうじてできるジェスチャー(=かじった程度の医療知識)でコミュニケーションをとろう、

そんな風な状態にある調剤薬局は決して少なくないと思います。

 

まあ・・・悲観的な話はここまでにして・・・建設的かつキツイ話をします。

生き残りたいという意思、生き残るためのスキルが何よりも求められます。

薬剤師なので、薬に関する知識は当然無いと話になりませんが、

簡単なフィジカルアセスメント、褥瘡ケア、他職種との報・連・相は大丈夫ですか?

 

医療費を支払う患者家族、一緒に連携を組む医師・看護師・介護士にすれば、

足手まといな存在(=ある程度意思の疎通が取れない薬剤師)は不要なのです。

在宅医療の経験が皆無に等しい私は、足手まといでしかなく、経験を積むことすら困難です。

そこで、私はデイサービス職員さんと情報交換を始めることにしました。

 

もちろん、忙しい相手に協力してもらうのですから、それなりの工夫が必要です。

まずは薬剤師として可能な限りのオーダーメイド調剤を提供し、お薬相談や健康相談は随時応じます。

その後に「介護現場で薬の専門家に期待したいこと」を一つずつ確認していくのです。

現在は在宅訪問計画書、報告書について、どのような情報を記載して欲しいか確認中です。

 

このとき、私は完全に会社員としてではなく、一人の薬剤師として動いています。

そして気付きました。薬局という箱の中だけで考えていては駄目なんじゃないか?と。

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