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調剤薬局

薬物の相互作用

投稿者:にっしー 投稿日:16/08/31 08:21 view183view

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私は薬学部に在籍していたころ(今から20年以上前)、本当に授業が退屈で、
まともに出席していませんでした。だから、落ちこぼれたわけですがw
でも、今働いていて思うのは、私よりも優秀な成績で卒業した薬剤師が
学術的な話についていけなくて苦しんでいる光景がやたら目に映ることです。

さて、本題に戻ります。薬物の相互作用といえば、以下の2つに大別されます。
1)薬物のADME(吸収・分布・代謝・排泄)が関連する
例;CYPやトランスポーターが関与するもの

2)疾患と薬剤の相互作用
疾患に悪影響を及ぼす薬剤もあれば、薬剤の効果に悪影響を及ぼす疾患もある
例;ロキソニン⇒胃腸障害、腎機能悪化、心毒性(腎機能悪化と連動)

今回語りたいのは1)のほうです。クラリスロマイシンを例に挙げます。
皆さんはおそらく、CYP3A4阻害を連想されると思いますが、
P糖タンパク阻害剤でもあり、その作用は強力と言われます。

CYP3A4阻害作用は中程度なので、「併用注意」で済まされてきましたが、
最近併用禁忌が増えたと思いませんか?それはP糖タンパク阻害作用の概念が明確になったから。
CYPは吸収・代謝に関与することがほとんどですが、トランスポーターは分布・排泄にも関与します。

ジゴキシンの脳内移行にはP糖タンパクが関与し、CYPの影響はあまりありません。
例えば、クラリスロマイシンを例に挙げると、吸収阻害は気にしなくてもいいでしょう。
でも、吸収後の脳内移行に注目すると・・・どうなるかわかりますよね?

CYPにまつわる誤解について書こうと思いましたが、別の記事でアップします。
 

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