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日常業務で感じた疑問を少しだけ科学的に分析します。もちろん、私の私見だけでなく、メーカーDIやネット情報なども駆使して。

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調剤薬局

CYPにまつわる誤解

投稿者:にっしー 投稿日:16/08/31 08:37 view143view

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CYPといえば、阻害または誘導って大学では習いますよね?
阻害はともかく、誘導って皆さんどういう印象をもたれますか?
おそらく、「どこからかCYPが引き寄せられる」イメージではないでしょうか?
(そうではないという方は、この記事は読まなくても大丈夫w)

相互作用の研究をされている大野能之氏によれば、
CYPの発現が増えるというのが正しい解釈のようです。
別に誘導でもいいじゃないか!と思った方、ちょっと待ってください

誘導というのは、一定量を運んできて終わると思いますが、
発現増加は、読んで字のごとく、どんどん増えるのです。
なので、影響力は長く続く可能性もあるってことです。

さらに阻害剤と基質の関係は受容体との親和性で語られ、
決して基質が全く結合しないわけではないということです。
極論を言えば、基質が少し結合したせいで、阻害剤の薬効が十分に出ないこともあるのです。

大野氏はこれを数値化し、理論的に相互作用を解明しています。
そして、相互作用の影響度をランク付けして、一覧表にしています。
一時期はファーマトリビューン4月号で毎回連載していましたね。(今は無いけど。。。)
詳しくは大野氏の出した書籍などをご覧ください。とても論理的で感動しますよw

最後に何が伝えたいか、というと。。。

1)物事は点ではなく、線や面、ときには立体で見ることが大切
2)そうすれば、落ちこぼれでも、時間をかけてここまで理解できるってことです

医師や患者さん、経営者の前で小さくなりながら仕事をしている薬剤師さん、
今からでも間に合いますよ~がんばりましょう。

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