黒ねこさんのブログ
文系の人もいるけれど、たいていは薬事法のことや自社で扱っている医薬品について各社で教育をうけて営業活動していますよね。
でも、うちの場合、扱いのほとんどが食品素材なので、そういう教育をするというシステムがありませんから、うちの営業さんはほとんど医薬品のことを知りません。「医薬品はGMP適合施設で作っているよ」と言う言葉ぐらいはみんな知っているけどね。
食品素材だよっといっても、日本薬局方に収載されている医薬品に当たるものは結構たくさんあるので、最終的に医薬品になっているものも存在するわけでして、営業さんからちょくちょく電話で質問がきます。
「●●食品さんに、こんな提案したいんだけど・・・」と言う単純なものから、●○×は医薬品?、それとも食品?って聞かれたんだけど答えられなくて・・・」とか様々です。
近頃は、製薬会社って言っても、健康食品扱うところ増えてきましたし。
そんな調子だから、新規で医薬品の製造販売業者さんからお話をいただいても、なかなかお客様の要望事項をきちんと確認できないし、何でも出来るみたいに大風呂敷を広げてしまって、後が大変なんてことに!!
こんな状態を放置してたら、医薬品の扱いがだんだん減っていきそうだったし、あんまり少なくなったら、適切な管理って難しい状況に陥ってしまうのではと心配でした。(医薬品業務の優先順位が下がってしまうから)
数年前より、営業会議のときに出向いていって、医薬品の話を少しずつしていく時間をとってもらうようにしてはいたけど、正直あまり進展はなかったんです。社長も、医薬品については丸投げ状態だし。
でもまあ、営業さんが、私のところにいろいろ質問したり、確認したりしてから行動してくれるようになったのは進歩かなと思います。自分だけひましてるのも、お飾りの薬剤師扱いも嫌だしね。
いきなり、上から目線でああしろ、こうしろといっても嫌われるだけだから、何でも手伝いますといって、他の皆さんの仕事の仕方とか会社のやり方を観察して・・・
そして、現在ってとこですね。
今では、ある程度先方の意向が見えてきた段階で、私も営業さんにお供して営業活動(?)をするようにしております。
工場の製造部門からも、「ネコさん、営業さんといっしょに行ったほうがいいですよ。その方が、いつまでに何をどうするのかが、僕らに見えるようになりますから」っていってくれるようになったから
食品だ、医薬品だっといっても、うちの場合、ほとんど同じもの(食品でもあり医薬品でもある)だから、会社が儲かるように、上手に売り込みしないとと言うのが私の考え方なんです。
もちろん、医薬品としての部分が増えてほしいけれど。
そうなったらそれはそれで、大変です。
旦那さんからは、「おまえは月に何回出張してるんだよ! 俺の飯は?」とか言われるし、
帰りが遅いから、時々、忘れられて、閉め出し食らうし・・・・・
給料は、管理職扱いってことで変わらない(残業代なし)だし・・・・・
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