お薬日々思うこと
ツイッターでつぶやくのに足りないつぶやき

どんぐりさんのブログ

どんぐりさんのプロフィールへ
調剤薬局

イレッサ訴訟

投稿者:どんぐり 投稿日:11/01/25 12:34 view87view

お気に入りに登録

お気に入り登録数:44人

今日の読売新聞の一面。

イレッサ訴訟、国が和解勧告拒否・・・だそうです。

イレッサ、副作用が少ない夢の抗癌剤(?)と巷では広まってしまったようですね。

今までの他の抗癌剤に比べたら副作用が非常に少なかったのか・・・???よくわかりませんがウワサは怖いもんです。

いつも思うんですが・・・医療訴訟の多く、一番の原因は「患者さん自身が治療の選択権を持たなかったこと」じゃないかなぁ。

心配性の方は「副作用を聞くことでコンプライアンスが低下する可能性」もあるし、ズラズラ書いてある副作用をいちいち説明するわけにはいかないけれど・・・。今の時代、本やネットでいくらでも調べられてしまうから、患者さん自身もそれを受け入れて治療を選択しなければいけない時代になったのでしょう。

「わからないから先生にお任せします!」では結局「そんなこと聞いてなかった」ということにもなりかねない。

患者さんに分かる範囲でいいのだから、どーにかわかってもらえるような説明が必要。(分からない説明なんか聞きたくもないと言う方もいるけれど)

でも、患者さんが分かるような説明って、医療側からもまだまだされていない気がする。

一昨年、母親が「肺ガンの疑い」で手術するのが決まった時を思い出してそう思った。

「癌らしきもの」は非常に小さかったので、あらかじめ細胞針で検査をするのは信頼できないと言う。

また内視鏡手術ではやっぱり小さいので取り残しの可能性があり、胸を開いて「癌らしきものがある下葉」を取って顕微鏡で見てみましょう・・・という話。まぁそれは仕方ない、分かりました。

この後、転移がないかどうかPET検査をやって、どうもそこの検査技師は「癌じゃないようですね・・・」と言い、手術の2日前にレントゲンをとったら消えていたので、手術もしなくて済んだのですが・・・。

PETはあくまでも「転移を調べるためにやったもの」でしたので、ただの肺の炎症で手術する予定だったわけです。(しかも肺の炎症がPET検査の時に残っていたらやっぱり手術することになっていたかもしれません)

で、別にそれで医師を責めているんじゃなくて・・・だって検査技術の限界ですから、仕方ないことですよね。

気になるのは、「肺の手術をしたら、その後はどうなるか」の説明が全くなかったこと。

肺の炎症で手術して、「何でもありませんでした」で、手術の後遺症を背負って残りの人生どうなる・・・なんて、説明は無かったなぁ・・・。まぁ肺が半分なくなってもピンピンしてる人もいるから、何も後遺症ないのかもしれませんし、わかりませんけど・・・。

でもやっぱり手術してない身体とは違ってしまうんだから、多少は何かありそうだ。

説明によって治療に躊躇する気持ちが生まれるかもしれないけれど・・・患者さん自身がそれを理解したうえでの選択でなければ、訴訟は減らないでしょうね。

他人(医師)に任せてしまえばそんな葛藤とは縁がなかったのでしょうが・・・患者さんにも厳しい世の中かもしれないです。

コメント

回答:5件

記事・レポート(1340件)

show

2017.08.16 new 255.英語の堪能な薬剤師の方に朗報か?|薬剤師業… 【薬剤師業界のウラガワ】

2017.08.09 new 254.次期改定に向け一手を打った(こらむ251の… 【薬剤師業界のウラガワ】

2017.08.03 90.遠隔診療と調剤 【世塵・風塵】

2017.08.02 253.背景が関係者の様々な憶測を呼ぶことに|薬剤… 【薬剤師業界のウラガワ】

2017.07.27 89.かかりつけ薬剤師Ⅲ 【世塵・風塵】

もっと見る

業界ニュース(19850件)

show

アンケート

show
ただいま、募集中のアンケートはありません。

もっと見る

セミナー情報(0件)

show

ブログ(5616件)

show

求人情報

show

よく見られているブログランキング 集計期間:08月12日~08月19日

もっと見る

よく見られている
薬剤師のQ&Aランキング 集計期間:08月12日~08月19日

もっと見る