新着記事・レポート

カテゴリーを選択

医療用/一般用医薬品の違い

<<前の記事へ

次の記事へ>>

7.ボルタレン|調剤薬局編|医療用/一般用医薬品の違い

7.ボルタレン|調剤薬局編|医療用/一般用医薬品の違い

2009年10月19日 (月) 14時20分配信 投稿日:09/10/19 14:20 icon_view 723view

お気に入りに登録

お気に入りに登録

icon_view 723view

■ボルタレン(調剤薬局編)



薬剤師さん、あなたは知ってますか?「ボルタレンとボルタレンの違い」
医療用医薬品としても使用される頻度が高いボルタレン。 この春、一般用医薬品としてもテープ剤、ゲル剤、ローション剤が発売されました。

一般の人でも、その名前を知っていることが多い医薬品。どんな注意が必要でしょうか。
もし、こんな患者さん・お客さんがいらっしゃったら、どうします?

image1
image2
表1.ボルタレン比較表


■事例1. 配合量と効き目



状況:(患者さん)
最近、ボルタレンテープが一般用医薬品でも買えるようになったけど、医療用医薬品と配合量は同じ?どちらの効き目が強いの?

考えること・思うこと:
やっぱり医療用医薬品のほうが配合量は多いんじゃないかなぁ。
添付文書を確認すると・・・

対応のヒント:
医慮用のボルタレンテープ15mgは1枚7cm×10cm(膏体1.5g/70cm2) 中 15mg、ボルタレンテープ30mgは1枚10cm×14cm(膏体3.0g/140cm2) 中 30mg。 一般用のボルタレンテープは膏体100g中1g、ボルタレンテープLも膏体100g中1g。添付文書の書き方が異なるのでちょっと混乱しそうですが、一般用のボルタレンテープ1枚の膏体量は1.5gで成分含有量は15mg、ボルタレンテープL1枚の膏体量は3.0gで含有量は30mg。 成分の含有量はどちらもまったく同じ。作用の強弱にも違いはありません。 (メーカーによると、一般の生活者の方にもわかりやすく、ということでこのような表記になったとのころ)


■事例2.のみ合わせ



状況:患者さん)
湿布や塗り薬でも、のみ薬と飲み合わせの心配があるの?このニューキノロン系抗菌薬を使うと、何が起きるの?

考えること・思うこと:
可能性は低いかもしれないけれど、やっぱり注意は必要。

対応のヒント:
ニューキノロン系抗菌薬は、呼吸器感染症や尿路感染症、中耳炎などさまざまな感染症の治療に広く用いられています。
例)バクシダール(ノルフロキサシン)、タリビッド(オフロキサシン)、クラビット(レボフロキサシン水和物)など

しかし、ニューキノロン系抗菌薬とある種類の鎮痛薬を併用すると、ニューキノロン系抗菌薬が抑制性伝達物質GABAと受容体の結合を阻害するため、痙攣が起きるおそれがあります。 外用薬の場合、皮膚から吸収される薬剤の量は内服薬に比べるとごくわずかで、影響は少ないともいわれていますが、やはり念のため、注意を。 もちろん、ボルタレンの内服薬や坐薬を使用している場合は、十分な注意が必要です。お薬手帳にボルタレンを使用していること書き留めて、他科を受診するときなどは必ず見せるように伝えましょう。


■事例3. ボルタレンテープの貼り方



状況:(患者さん)
ボルタレンテープ、いつもうまく貼れないんですよね。

考えること・思うこと:
確かに。特に腰や肩は難しい。

対応のヒント:
<腰>テープのフィルム(ライナー)の切り込み線(左側に寄っている)を山折りにして、少しフィルムを引っ張り、そのまま腰へあてます。そして、まずは長いほうのフィルムをゆっくりはがして腰に密着させ、次に残りの短いほうのフィルムをはがしながら、しっかりと貼ります。テープの中央部を押さえながらやると、うまくいくようです。

<肩>テープのフィルムの切り込み線を山折りにして、短いほうのフィルムをはがします。はがした部分を肩に貼った後、残りの長いフィルムをゆっくりとはがします。 順序通り、ゆっくりていねいに貼ると、失敗は少ないようですが、手が後ろに周りにくい人、肩があがりにくい人には、やはりむずかしいかもしれません。ご家族がいらっしゃる場合は、積極的に手伝っていただくように、説明します。

一人で貼り方を工夫されいる患者さんにお会いすることがあります。そのような患者さん自身の工夫を教えていただくことで、その工夫が他の患者さんに有用な情報として活用することができることがあります。どのように貼っていらっしゃいますか。そんな問いかけもしたいものです。

◆参考
image3
表2.ボルタレン対応表


・ニューキロノン系抗菌薬での副作用情報(低血糖、肝機能障害、痙攣等):
Drug Safty Update 2009年4月  医薬品・医療用具等安全性情報 No.183 
http://www.info.pmda.go.jp/iyaku_anzen/PMDSI183d.html
など多数


著者:堀美智子

Good20

コメントする

コメントする

コメント

回答:0件

記事・レポート(1336件)

show

2017.09.20 new 260.いよいよ動き出した第二薬剤師会 【薬剤師業界のウラガワ】

2017.09.13 new 259.“要注目”検討会での方向性 【薬剤師業界のウラガワ】

2017.09.07 91.先生 【世塵・風塵】

2017.09.06 258.この表現に耳を疑った 【薬剤師業界のウラガワ】

2017.08.30 257.言葉の印象が事の重大さを遠ざける? 【薬剤師業界のウラガワ】

もっと見る

業界ニュース(19948件)

show

アンケート

show
ただいま、募集中のアンケートはありません。

もっと見る

セミナー情報(1件)

show

ブログ(5649件)

show

求人情報

show

よく見られている
新着記事・レポートランキング 集計期間:09月14日~09月21日

もっと見る

よく見られている
薬剤師のQ&Aランキング 集計期間:09月14日~09月21日

もっと見る