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『世塵・風塵』22.挨拶

『世塵・風塵』22.挨拶

2011年12月07日 (水) 09時00分配信 投稿日:11/12/07 09:00 icon_view 335view

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挨拶というと、堅苦しい話になりがちですが、こんな見方も忘れないでねというお話です。  「ちゃんと挨拶しなさい!」「挨拶の仕方で育ちが分かる」と言われて育った人も多いでしょう。確かに挨拶は礼儀作法の基本ですが、そもそも挨拶は、情況に応じて違った意味を持つことも知っておきたいところです。
第一は何と言っても相手への敬意で、目上の人や年配の人、顧客に対して礼を失する訳にはいきません。
第二は、相手の「存在」を認識している意思表示としての挨拶。職場においては円滑な人間関係のためには不可欠でしょう。出勤時や退社時に、無言であったり僅かな会釈しかしない人。さらには、こちらから挨拶したのに無言で返されれば「カチンとくる」感情を生みますし、その人物が上司や一部の人にだけ、明らかに違う挨拶のしかたをしていれば、ますますギクシャクしてしまいます。
職場内部だけであれば、「あの人はああいう人」で収まるかも知れませんが、社外の人、特に患者さんに対してであれば深刻です。どんなに忙しくても、薬局に入って来た時に「お越しになって頂いて有難うございます」の挨拶や、少なくとも気持ちの伝わる会釈が出来ていれば、決して悪い感情は持ちません。普段の接客場面で、たったこれだけのことが出来ていないがために、患者さんに僅かずつ無意識の不満が鬱積していき、ある時点でスタッフの些細なミスがきっかけとなってトラブルに発展する構図も、決して否定できません。

(次ページ)第三は、「敵意を持っていませんよ」・・・

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