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33.色々な人と話そう

33.色々な人と話そう

2012年11月13日 (火) 09時00分配信 投稿日:12/11/13 09:00 icon_view 150view

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何を当たり前の事を…と思う方も多いと思いますが、最近つくづく思うことがあったので、敢えて記させて頂きます。

携帯電話を含め、メールでのやり取りが日常化するのと同時に、業界内での集まり等で、せっかく対面しながらも、お互いに気軽に話しかけて交流の輪を広げる雰囲気が薄れて来つつあるのではないかと感じます。ネット上でも気軽に知り合う環境は十分に整っているのですが、肝心な局面での信用度、信頼は果たして何処まで構築できるでしょうか。おりしも、大学生の優先順位で人間関係の順位が下がったという大学生協の調査結果が公表されました(10月23日付 毎日新聞)。

アメリカでは握手の力強さと目力が一つの信頼度にもなると聞いたことがありますが、そこまでではなくても、対面して話す時の目の合わせ方、表情、口調等は無意識のうちに信頼度を量る尺度となっていることは間違いないでしょう。ネット上では、信頼できる知人の紹介であれば何も問題はないでしょうが、いきなりのアプローチには、多くの人が警戒感を持ち、簡単には関係構築が進まない筈です。

様々な人と直接会って話す経験の中で、人との距離感や信頼性、時には危険性の判断の正確性を高めるための感覚は養われるもので、この感覚は患者さんとの応対にも活かすことが出来ます。最近は、どうもこの手順に抵抗感を持つ人が増えてしまっているのではないかと感じています。

相互の信頼の感覚が一定以上のものにならない限り、お互いに重要な情報や本音の考え方は、まず表に出てくることはありません。実際の仕事の場面で、今まで面識ある方々から貴重な情報やアドバイスを頂いて、どれだけ助かったことか。窮地に立たされるほどに、どれだけ多くの情報やアドバイスを貰える人脈を持っているかが大きな力の差になります。


もちろん情報やアドバイスは、一方的に貰うものではなく、逆にこちらから提供することもあります。これが掛け値無しでやり取り出来る関係の構築は大きな意味を持ちます。最初から情報を貰おうという魂胆が先にある訳ではないので誤解しないで頂きたいのですが、一期一会、何の欲も持たず、関係ないと思う人であっても、出会いの機会は大切にして自分の世界を拡げていくことをお勧めします。

最近はどこで騙されるか分からないという意見もあると思います。でも、様々な人と接する中で、危険察知の感覚も養われるものです。億劫がっていては、結果的に自衛力を弱めてしまうし、独りよがりになっては、情報の間口はどんどん狭くなってしもうものだと思います。 説教のつもりは毛頭ありませんが、如何でしょうか。


著者:菅野敦之

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