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『世塵・風塵』51.医薬分業の意義

『世塵・風塵』51.医薬分業の意義

2014年05月13日 (火) 07時00分配信 投稿日:14/05/13 07:00 icon_view 338view

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調剤報酬の改定で、早くも業界再編の話も出ているようですが、少なくとも業務の中の無駄の見直しは、どこの薬局でも何らかの形で始まっているでしょう。

当然ながら、きちんと作業を進めれば終えられる仕事や、消耗品について漫然と扱われている事がらを放置しておくことは出来ません。この様な効率化を図るのは当然の話です。ここで一番考えなくてはならないのは、単に処方箋を効率よく捌く事で利益を高めるだけの目的であれば、調剤報酬点数はもっと引き下げられてしまいますし、社会から支持されるどころか、一部で燻っている医薬分業不要論の声が、さらに大きくなるのは避けられないということです。

滅私奉公をしろと言っているのではありませんから、組織運営に必要な採算は、勿論確保する必要があります。薬局業務の見直しで効率化、或いは簡素化された時間や経費が、何処に振り向けられているか、これが公的な制度の中で、どの様に活かされているかが、一般の目から見て納得のいく形で示される必要があります。それが十分でないから、残念なことに未だに学生や若手薬剤師に医薬分業のメリットを聞いた時の第一声が、「処方箋に書いてある薬を正確に、少ない待ち時間で渡す」という答えが相変わらず出ています。この話で「お前、今頃ナニ言ってんの?」という声が大多数であって欲しいのですが、「えっ?!何が問題なの?」という声だとしたら、どう考えても将来は厳しい…。「正確に少ない待ち時間」が一番の目的であれば、これは『作業』に他なりませんし、患者さんは二の次にされた発想です。何はさておき患者さんに目を向ける意識がないまま、『作業』を以って医薬分業というならば、わざわざ六年制にする必要はありません(四年制である必要もなくなりますけど)し、いずれは機械に取って代わられてしまう話です。


(次ページ)つまり、業務の効率化で得たものは、全て・・・

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