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90.遠隔診療と調剤

90.遠隔診療と調剤

2017年08月03日 (木) 07時00分配信 投稿日:17/08/03 07:00 icon_view 122view

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2017年4月14日に開催された第7回未来投資会議(日本経済再生に向け、経済財政諮問会議と連携して設置された日本経済再生本部の下部組織で、成長戦略と構造改革を審議する会議)の答申を受け、スマートフォンやパソコンのビデオチャット機能を使った遠隔地のオンライン診察、糖尿病などの生活習慣病患者への効果的な指導・管理など、対面診療と遠隔診療を適切に組み合わせることにより効果的・効率的な医療の提供に資するものについて、次期診療報酬改定で評価を行うことが6月9日に閣議決定されました。

これに基づいて中央社会保険医療協議会では、2019年度診療報酬改定に向けて本格的な議論が行われることになります。これについて日本医師会も声明文で、「かかりつけ医がICT(information & Communication Technology)を活用して経過観察や指導を行う遠隔診療は有効」と言明していることからも、具体的に動き出すのは時間の問題だと思います。

ここで見過す訳にはいかないのは、遠隔診療に伴い発行された処方箋の調剤と交付の方法です。以前から一般用医薬品のインターネット販売を行っている業者は、医療用医薬品(保険調剤)の取扱いも視野に入れています。本年7月18日の東京地裁の判決では、要指導医薬品のネット販売規制の合理性を認めた判決を下し、一旦インターネット販売については落ち着きましたが、おそらくこれは最高裁まで裁判が続くことになるでしょう。

いずれにしても今回、オンラインによる遠隔診療が認められることによって、服薬指導における薬剤師対面の必要性がどこまであるかの議論が再びなされるのは必至です。オンライン診療は遠隔地だけにとどまらず、更に都市部の一般診療にも広がっていく可能性も十分に考えられます。

こうした流れを読みつつ、これからの薬剤師の存在意義を、どの様に示せるかを真剣に考え行動しなくてはなりません。かつて話題になった「チーズは何処に行った」を思い出します。じっと今までのスタンスを続けるか、先んじた行動を起こしてチャンスを探るか。考えるべきことは、次々に出て来ます。

この記事について/著者:菅野敦之

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