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96.患者本位の「おくすり手帳」

96.患者本位の「おくすり手帳」

2018年02月01日 (木) 07時00分配信 投稿日:18/02/01 07:00 icon_view 430view

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おくすり手帳を使う立場になって改めて思いました。慢性疾患で毎回、同じ薬が出ているのに日付だけが違うシールが毎回貼られ、やがて新しい手帳になる。これって違和感がありませんか?

患者さんから、ほとんど意味を感じないと云われてしまっても、何の不思議もありません。「でも持って行けば安くなるんだから、いいじゃない」「そんな手間がかかるのは」という発想で済まそうというのであれば、もはや医療ではなく単なる経済行為としか言いようが無くなってしまいます。患者さんの中には、一冊目、二冊目と一緒に持ち歩いている人もいますが「DO処方」については、日付等の最小限の記載だけにして、異なる処方の場合にのみ、新たなシールを貼る様にすれば、持ち歩く手帳がいたずらに増えることはありませんし、一冊の情報量は遥かに高まるので、手帳の意義についても理解しやすくなります。

笑い話になってしまいますが、おくすり手帳の導入したての頃は低コストの感熱紙のシールを使っていた薬局がありました。滅多に医者にかからない人が、しばらく経ってから記録を見ようと思って見たら、ただの真っ白なシールが貼ってある状態になっているのを見せてもらったたことがあります。今時、こんな素材を使っている例は無いと思いますが、こんな経験をした人が、その薬局に対して、どのように思うかは、想像に難くありません。意地悪なつもりはありませんが、処方箋を貰った時に色々な薬局に行って、どんな違いがあるか見ています。本当に勉強になる薬局、これでは医薬分業は支持されないと情けなくなる薬局、様々です(どこかで事例を紹介出来ればと思いますが)。

福利厚生の一環で、勤務している薬局で自分の処方箋を調剤している方も少なくないと思いますが、他の薬局ではどの様な対応をしているのか、患者目線で利用してみてはいかがでしょうか。粗捜しではなく客観的に見ている限りは、とても良い勉強になると思います。余程のことがない限りは、決してその場で苦情を含め、批判することなく利用するのがお作法です。良くない場合でも、反面教師として十分に自分に活かすことが出来るのですから。

医薬分業の費用対効果について、KPIによる検証が正に進められていますが、指標となる事項だけに囚われずに、様々な事について、患者さん目線で何を好ましく思うかについての感性を持つようにしておかなければなりません。

この記事について/著者:菅野敦之

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