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『漢方歳時記』12.ひな祭り

『漢方歳時記』12.ひな祭り

2011年03月09日 (水) 09時00分配信 投稿日:11/03/09 09:00 icon_view 295view

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最終回の今回は、ひな祭りについてお話します。

ひな祭りは、3月3日に、女の子のいる家で、雛人形やその調度類をかざり、白酒・菱餅・桃の花などを供えてまつる行事で、男の子の、5月5日の「端午の節句」に対して、女の子の幸福を祈るために行われるものです。

お雛様は、昔からおおはらえの神事に使われた草人形が元になっています。本来、茅や葦で等身大に作られたようですが、それがだんだん小さくなり、紙や布製となり、魔除けのために川に流されるようになりました。これが「流し雛」です。

平安時代には「立ち雛」でしたが、室町時代に「すわり雛」となり、近世中期以後に今日のような雛人形が作られるようになりました。この頃には、人形の呪術性も薄れ、造作も高級化され、女性や子供の姿形に変化していったのです。

ひな祭りは、「桃の節句」或いは「上巳じょうしの節句」ともいいます。
節句とは、元々季節の定まった日に神を迎え、神様と共に食事をすることでした。一般に、11月を除く奇数月の、月と日が重なる日をいいます。奇数は、陰陽論では「陽」ですから、陽が重なることで、いっそう喜ばれることになりました。
上巳の節句は、紀元前中国で、3月の最初の「」の日に水辺でみそぎをし、酒宴をはったのが始まりです。後に日の重なりを重んじるようになったので3月3日になりました。


桃の効用
photo桃は、中国でも日本でも古くから魔除けとして、また長寿祈願のよりしろとして尊ばれてきました。漢方薬としても婦人病には欠かせない生薬です。
種子が「桃仁」で、浅田宗伯の『古方薬議』に、「味苦平。オ血、血閉カを主り、咳逆上気、疼痛を止め、大便を通潤す」とあるように、オ血を除き、血行を促進する、止痛、腸の津液しんえきを潤し、便通をなめらかにするなどの効用があります。


(次ページ)桃仁は、主に駆オ血作用と・・・

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