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『漢方歳時記』24.初夏の漢方

『漢方歳時記』24.初夏の漢方

2013年04月23日 (火) 09時00分配信 投稿日:13/04/23 09:00 icon_view 278view

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■初夏の漢方


横浜薬科大学では、4月3日に入学式が挙行され、今年もたくさんの学生が入学してきました。また3月に送り出した2期目の卒業生も社会人として働き始めました。それぞれ新しい環境で頑張っていることと思います。

さて、その新生活から1ヶ月、ゴールデンウィークになりますと、季節は春から夏に変わり、風も暖かく、大変すごしやすい季節となります。今年は、5月5日のこどもの日が立夏で、夏の始まりとなります。

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さて新年度で1ヶ月続いた緊張感のある生活が、季節感と相俟って4月末からのゴールデンウィークで一気に緩んでしまいます。
精神的な緊張状態から開放され、連休明けから再び新しい環境に適応しなければならなくなったももの、どうしていいのかわからなくなって憂鬱になる。これが「五月病」です。 最近では、若い人のみならず、40代や60代でも見られる様になりました。

女性の40代は、俗に更年期と言われる時期で、精神が不安定な時です。60代では男性の定年退職後に鬱になるケースが増加しています。長年、一心不乱に働いてきて、急に次の日から会社に行く必要がなくなったものの、特に没頭できる趣味もなく、目的を失ってしまい、ただ漠然と何をしていいかわからなくなってしまう様な場合に起こりやすいようです。
このような精神疾患に対する漢方処方として、半夏厚朴湯、加味逍遥散、苓桂朮甘湯、苓桂甘棗湯などが用いられます。
 

(次ページ)半夏厚朴湯は、『金匱要略』婦人雑病篇に・・・

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