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『漢方歳時記』31.風邪対策(2)

『漢方歳時記』31.風邪対策(2)

2013年11月19日 (火) 09時00分配信 投稿日:13/11/19 09:00 icon_view 352view

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先月に引き続き、秋の風邪に用いる処方を解説します。
おそらく、漢方薬の中で最も有名な処方が「葛根湯」ではないでしょうか。葛根湯は桂枝湯葛根を加味した桂枝加葛根湯に、さらに麻黄を加味した処方です。
桂枝湯と桂枝加葛根湯は、風邪の初期で汗の出る場合に用いますが、麻黄が加わると発汗作用が増強されるので、汗の出ない者に用います。
 

 

葛根湯

葛根湯は、『傷寒論』の太陽病篇に「太陽病、項背強ばること几几、汗無く、悪風する者、葛根湯之を主る」とあり、風邪の初期で頭痛、発熱、悪寒がして首や肩がこり、汗が出ない者に用います。また「太陽と陽明の合病は、必ず自下利す。葛根湯之を主る」とあり、太陽病の病勢が強くて、胃腸系への影響が大きく、下痢をする者にも用います。
太陽と陽明の合病で下痢せず嘔吐する場合、あるいは葛根湯を服して食欲が減退する場合は、半夏を加えて葛根加半夏湯とします。

(次ページ)葛根湯は、感冒のほかにも種々の症状に応用されます。・・・

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