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『漢方歳時記』35.膀胱炎

『漢方歳時記』35.膀胱炎

2014年03月13日 (木) 08時00分配信 投稿日:14/03/13 08:00 icon_view 261view

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膀胱炎

膀胱炎は冬に起こりやすい病気で婦人に多くみられ、処方として猪苓湯が頻用されます。
漢方では、膀胱炎や尿道炎のような疾患を「 ( りん ) 」といい、 血淋(けつりん)気淋(きりん)石淋(せきりん)の3種に分類されます。血淋とは、血尿や頻尿を伴う膀胱炎様の疾患であり、気淋とは、精神的ストレスによって尿がうまく出なくなる症状、石淋とは、腎結石や膀胱結石様の疾患のことで、病気の進行度合いによって治療法が決定されます。

猪苓湯は、五苓散と並んで腎・膀胱系疾患の代表的な処方です。『傷寒論』太陽病篇に「もし脈浮、発熱し、渇して水を飲まんと欲し、小便不利の者、猪苓湯之を主る」とあり、陽明病篇には「陽明病、汗出ること多くして渇する者、猪苓湯を与うべからず。汗多きを以って胃中燥するに、猪苓湯復た其の小便を利するが故なり」また少陰病篇に「少陰病、下利すること六七日、欬(がい)して嘔渇し、心煩眠るを得ざる者、猪苓湯之を主る」とあることから、基本的な用法として、脈浮でのどが渇き小便不利が目標となります。また、咳嗽や嘔気、口渇があって胸苦しいなどの症状がある場合にも用いられますが、汗が出て口渇する場合は、更に猪苓湯を服用して利尿すると津液不足を起こすため禁忌となります。
従って、腎炎、ネフローゼ、腎結石、淋疾、尿道炎、膀胱結石、排尿痛、血尿、浮腫、不眠などの症状に応用されます。


(次ページ)膀胱炎の養生法・・・

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