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3.業界の変化に伴い変わりつつある薬剤師に求められる能力とは? Vol.1|薬剤師の転職事情

3.業界の変化に伴い変わりつつある薬剤師に求められる能力とは? Vol.1|薬剤師の転職事情

2011年04月01日 (金) 09時00分配信 投稿日:11/04/01 09:00 icon_view 622view

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日本のことわざで「風が吹けば桶屋が儲かる」というものがあります。

内容としては、強風で土埃が目に入ると、目を悪くする人が増える。
目を悪くすると角付けでもしようということになるから、三味線が売れる。
三味線の胴には猫皮だから、 猫が減って、鼠が増える。
鼠が桶をかじって穴を開けると、桶屋に注文がくるようになるというものです。

多数の連鎖による、ドミノ理論的な考え方ですが、この現象が、薬剤師を取り巻く環境に起ころうとしております。

薬剤師業界で、この強風になる要因としては、2009年6月に施行された、『登録販売者』制度。そして、2012年からの『6年制薬剤師』の卒業、更には、『調剤報酬の減少』、『ジェネリック医薬品』の推進です。

登録販売者制度が施行された結果、売上拡大の為、大型家電ストア、スーパー、ディスカウントストア等がドラッグ部門に新規参入していきます。既に飽和状態であるドラッグストア業界では、各社が売上・利益確保の為に、調剤事業への参入を進め始めるでしょう。

その結果、資金余力のある大型ドラッグストアの参入により、飽和状態の調剤薬局各社の競争が激化することが予想されます。

激化することで、調剤薬局が生き残る方法として、次の3点が考えられます。

(1) M&Aによる競争力確保

(2) メディカルモール展開による、収益確保

(3) 関連ビジネス(在宅・介護・人材紹介/派遣・医薬品製造/販売)による、売上確保

特に、(1)・(2)に関しては、資金とチャンスに依存するケースが多いため、(3)の関連ビジネスを展開していく、調剤薬局会社が増えてくると考えられます。

この関連ビジネスで勝ち残っていくためには、個々の薬剤師の能力が大きく影響を受けることになります。これまでの調剤業務中心のみの業務から、在宅等においては、より患者と関わりを求められる業務が必要になってくるでしょう。薬歴管理や、それに基づく服薬指導が医師や患者とコミュニケーションをとりながら適切にできることなどが求められるようになるでしょう。

その結果、出店戦略においても、『立地優先』であった調剤薬局の出店が、薬剤師の能力に依存した『人材最優先』の出店戦略に変わるようになります。

では、そのような状態になった場合、薬剤師に求められる能力としては、単に専門性だけでなく、コミュニケーション能力を含めた付加能力が必要になります。それが出来ない薬剤師は、給与が上げる事が出来ない、希望の職を探せなくなってくることが予想されます。

だからこそ、この薬剤師業界の流れが変化しきる前に、専門性+αをどれだけ学べるか、学べる環境に移れるかというのが重要になります。

次回は専門性+αの付加価値についてご紹介したいと思います。


キャリアコンサルタント:小寺澤健太郎


提供:ファーマ人材バンク

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