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業界の変化に伴い変わりつつある薬剤師に求められる能力とは? Vol.3|薬剤師の転職事情

業界の変化に伴い変わりつつある薬剤師に求められる能力とは? Vol.3|薬剤師の転職事情

2011年04月20日 (水) 09時00分配信 投稿日:11/04/20 09:00 icon_view 464view

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前回のコラムでは薬剤師を取り巻く市場の変化とキャリアへの影響についてご紹介しました。今回は、今後市場価値が高まってくる薬剤師は「どの様な薬剤師」かについて触れたいと思います。

 
★[業界の変化に伴い変わりつつある薬剤師に求められる能力とは? Vol.2]はこちら
★[業界の変化に伴い変わりつつある薬剤師に求められる能力とは? Vol.1]はこちら
 

市場が飽和することにより、薬剤師であることが重要ではなく、「どの様な薬剤師であるか」が重要になってくると述べました。その定義を【知識】【技術】【思い】の3つに分解し、ご紹介したいと思います。

図


この3つは図の様な関係でまとめられます。薬剤師としての基本となる心構えや価値観「思い」が要素の核となります。

その思いから、高い倫理観と成長意欲が知識レベルや技術力を押し上げます。知識や技術は一朝一夕に醸成されるものではありません。日々の学ぶ姿勢や努力が求められます。

それでは、ここで挙げる3つの要素について外側から内側の順番で述べたいと思います。

【技術】
業務技術とコミュニケーション技術で構成され、日々の経験、訓練により獲得していく能力を指します。
・コミュニケーション技術
理解力    :相手の意図を理解する力 (患者理解)
表現・伝達力 :相手が理解し易い内容で伝える力(服薬指導)
影響力    :相手に行動を促す力(服薬指導・特に慢性疾患等)


これまでの業務においては、相手に行動を促す(影響力)必要はありませんでしたが、今後、慢性疾患患者が増加する中では、この影響力を持てる薬剤師が必要になります。
※最近では、チーム医療が評価されており、この傾向は病院だけでなく、介護・在宅の現場も同様であり、ますますコミュニケーション技術の必要性が出てくることになります。

・業務技術
日常業務技術 :散剤・水剤・軟膏等をスピーディーに正確に出来る技術
業務支援技術 :SOAPにおける記述能力とPOSを実施出来る技術・能力
※SOAP Subjective data(主観的事実)/Objective data(客観的事実)/Assessment(根拠)/Plan(実施項目)
※POS Problem Oriented System 患者の持っている医療上の問題に焦点を合わせて考える技法


【知識】
疾患と治療薬に対する知識を指し、業務の中での経験、日々学ぶ姿勢・努力が必要になります。
・疾患に対する知識
・治療薬に対する知識


多くの薬剤師は既に日々の業務の中で疾患、治療薬に対する知識があり、業務上、専門性が求められるため問題ないと判断される方もいらっしゃると思います。一方で、体系的に知識を得ていることや、経験を説明することはなかなか難しいです。それを証明する資格(認定薬剤師資格等)を保有していることは知識の証明だけでなく、次で述べる【思い】を伝える上でも有効です。


【思い】
先で述べた知識と技術の要素を高い次元で実現する姿勢を指します。言い換えると、薬剤師として土台となる価値観になります。

医療人としての高い倫理観
薬剤師、医療人としての成長意欲


常に医療人、薬剤師、医療従事者としての【思い】を持ちながら、【知識】【技術】を高めることが、必要とされています。薬剤師に限らず、業務スキルを重視されがちなエンジニア職等も、技術だけでなく倫理観や価値観、企業文化との融合等、ソフトな角度からも評価される様になってきました。

今日の競争社会では、全ての要素がバランス良く継続的に高められている方が求められております。抽象的な解説になりましたが、いかがでしょうか?薬剤に対する知識・経験だけでなく、様々な幅広く求められるようになりつつあること、その本質は薬剤師として医療従事者としての「思い」が基礎であること、一度じっくり考えてみて下さい!


キャリアコンサルタント:小寺澤健太郎

提供:ファーマ人材バンク

 

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Q.今までは病院で勤めていました。調剤併設ドラッグストアか調剤薬局かで迷っています…
Q.転職先は心療内科の処方箋を多く受けている薬局です。今までそういった処方に触れる機会が少なくて全く自信がありません…
Q.病院からの転職薬剤師は、調剤薬局に転職後3年間保険薬剤師として従事しなくては「かかりつけ薬剤師」になることができないのでしょうか??…
Q.調剤薬局は私が勤めていたところは皆人間関係が悪かったです…

 
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