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『栄養学講座』10.注目される食物繊維の機能

『栄養学講座』10.注目される食物繊維の機能

2011年05月26日 (木) 09時00分配信 投稿日:11/05/26 09:00 icon_view 244view

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独立行政法人国立健康・栄養研究所は、健康・栄養食品に関する適切な情報を提供することを主な業務とする栄養情報担当者(Nutritional Representative=NR)の認定資格制度を設けております。

NR養成講座:http://www.kenkoexpert.com



食物繊維は「便秘に効く」とよく言われてますが、それだけではなく食物繊維の生理機能による生活習慣病との関連も注目されています。今回は食物繊維の機能等ついてお話していきましょう。

◆ 食物繊維の機能 ◆

食物繊維は、「ヒトの消化酵素で消化されない食物中の難消化性成分の総体」とされます。生理機能としては、便秘の解消、腸内環境の改善、耐糖能の改善、血糖上昇抑制、血清コレステロール低下などがあり、心筋梗塞糖尿病の発症リスクを低下させることを示した研究も数多く報告されています。
食物繊維は保水力に優れ、水で膨潤する特徴を有することから、便をやわらかく、量を増やす働きがあります。また一部は大腸において腸内細菌による発酵を受け、発酵によって生成した酢酸やプロピオン酸などの短鎖脂肪酸が腸管を刺激することで大腸の蠕動運動を促進し、排便を促します。また、食物繊維は「プレバイオティクス」として腸内環境の改善に役立ったり、さらに糖質の消化により生じたブドウ糖の吸収を抑制、コレステロールを原料として作られた胆汁酸の再吸収を阻害する働きもあります。

食物繊維は水溶性と不溶性に大別され、体内での作用はそれぞれ異なります。
水溶性食物繊維としては、果物に含まれているペクチンやこんにゃくに含まれているグルコマンナンがよく知られています。その他、グアガム、アルギン酸、カラギーナンなどがあります。一般に、水溶性食物繊維は、耐糖能の改善、血糖上昇抑制、血清コレステロール低下に効果が大きいとされます。また、腸内細菌による発酵をうけやすい性質も持っています。一方、不溶性食物繊維には、セルロース、ヘミセルロース、リグニン、イヌリンなどがあります。一般に便秘の解消は不溶性食物繊維に効果が大きいとされます。

(次のページ)食物繊維の摂取量は足りてますか?・・・

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