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1.トクホの利用法、誤っていませんか?(健康食品アドバイザー講座II)

1.トクホの利用法、誤っていませんか?(健康食品アドバイザー講座II)

2011年06月27日 (月) 09時00分配信 投稿日:11/06/27 09:00 icon_view 378view

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独立行政法人国立健康・栄養研究所は、健康・栄養食品に関する適切な情報を提供することを主な業務とする栄養情報担当者(Nutritional Representative=NR)の認定資格制度を設けております。

NR養成講座:http://www.kenkoexpert.com




以前『トクホ講座』では、トクホ(特定保健用食品)の関与成分や作用機序についてお話ししてきました。"血圧が高めの方に適する""食後の血糖値の上昇を緩やかにする"などの特定の保健の効果が科学的に認められていますが、「誰にでも」「多く摂取する程良い」というわけではありません。今回は、トクホの適正な利用法についてお話していきます。

◆病気の治療のために使用するものではありません。治療の妨げになることも!◆
imageトクホは疾病の治療薬や予防薬ではありません。あくまでも「食品」であって、「健康が気になりはじめた人」や「普段の食生活のバランスが乱れがちな人」を対象として考えられたものです。
トクホに医薬品的な効果を期待をして利用してはいけません。

病気の人や医療機関にかかっている人が利用することもありますが、その際は医師等に相談することが必要です。
場合によっては治療の妨げになることもあるからです。

例えば・・・・・
トクホの関与成分「ラクトトリペプチド」や「サーディンペプチド」などは、アンジオテンシン変換酵素(ACE)を阻害することにより血圧降下作用を示します。降圧薬であるACE阻害薬と作用点が同じであるため、これらを併用すると作用が強く現れるおそれがあります。また、「豆鼓(トウチ)」はα-グルコシダーゼ阻害による血糖値上昇抑制作用があり、糖尿病薬との併用により、まれに低血糖を起こすことがあります。「ビタミンK2(メナキノン-7)高生産納豆菌を含む納豆」がトクホとして許可されています。ビタミンKは血液凝固に関与するため、抗凝血薬ワルファリンカリウムの作用を減弱させる可能性があり、併用には注意が必要です。

◆まずは日常の食生活を見直そう◆
普段のバランスのよい食生活が基本です。食生活の乱れの不安を解消するためにトクホを利用しても、その効果は期待できません。食生活を改善しながら、適切に利用することにより、その効果に期待ができるのです。そのため、トクホには、「食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを」という文言を表示することが義務付けられています。

(次のページ)◆過剰摂取に注意しよう◆へ・・・

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