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『栄養学講座II』2.小児の食物アレルギーとその対策について(2)

『栄養学講座II』2.小児の食物アレルギーとその対策について(2)

2012年12月20日 (木) 09時00分配信 投稿日:12/12/20 09:00 icon_view 238view

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健康食品管理士とは、一般社団法人 日本食品安全協会(旧 健康食品管理士認定協会)が、健康食品等の安全性、効果、医薬品との相互作用及びその取り扱いに関する知識を有し、健康食品等を摂取する消費者の健康状態の判断等に一定レベルの能力があると認めた者で、消費者に対し健康食品等を適正に利用することとその被害から守ることに指導的役割を担える者のことです。

健康食品管理士養成講座:http://www.kenkoexpert.com



 

■乳児期の食物アレルギーは増加しています

東京都が行った「アレルギー疾患に関する3歳児全部調査(平成21年度)」によると、平成16年度から平成21年度の5年間で、有症者率は15.6%から21.6%と増大しています。

さらに、食物アレルギーの診断を受けたうちの44%がアトピー性皮膚炎を、34%がじんましんを併発しています。(重複回答あり)
 

■食物アレルギーの対策

第一優先事項はアレルゲンの除去です。

アレルゲンとなる食品を使わないことはもちろんですが、「食器、調理器具の使いまわし」や市販品や外食時には「製造ライン、調理過程での混入(コンタミネーション)」、なども注意する必要があります。
他に、乳幼児は食べ物以外も口に入れてしまう事は十分考えられます。親の目の届かない場所では、周りにいる大人に「食物アレルギーがあること」を周知して、事故を未然に防ぐよう気にかけてもらいましょう。

ただし、過度の食物除去により慢性的に栄養素が不足し、発育不足になることも考えられます。

食物除去を行う際には、代替になるような食品や情報を入手する努力が必要です。
例えば、小麦粉代わりに米粉を用いたパンや、卵を使わないマヨネーズ、大豆油を含まない油の利用など、情報を入手できれば、アレルギーとも上手に付き合うことが出来ます。
アレルゲンは加熱することで症状が出にくくなるので、調理の方法を変えてみるのも一つの工夫になります。
 

■経口減感作療法について

前回もお話した通り乳児期のアレルギーは成長するにつれて軽快・治癒することが多いのですが、「食べて治す治療(経口減感作療法)」を親の判断で進めてしまいアレルギー症状が出てしまった、という症例も多数あります。

このような治療は、食物負荷試験の出来る医療施設で、主治医の指示に従って勧めていくのが好ましいでしょう。

(次のページ)■災害時のアレルギー対応について・・・

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