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『健康食品アドバイザー講座』1.油

『健康食品アドバイザー講座』1.油

2009年08月17日 (月) 14時01分配信 投稿日:09/08/17 14:01 icon_view 312view

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独立行政法人国立健康・栄養研究所は、健康・栄養食品に関する適切な情報を提供することを主な業務とする栄養情報担当者(Nutritional Representative=NR)の認定資格制度を設けております。

NR養成講座:http://www.kenkoexpert.com



■油にも健康食品があります




脂肪という言葉を聞くと、太るというイメージをもたれる方が多いと思います。
しかし肥満予防に役立つとされているものもあり、一般の脂肪とどのような違いがあるのか、知っておきましょう。

一般の食用油(大豆油や菜種油、ごま油、リノール酸、ラードなど)はトリアシルグリセロール(トリグリセリド)と言われ、グリセロールに脂肪酸が3分子結合したものです。これらの油は、消化の過程で分解されますが、小腸で吸収された後、再度トリグリセリドに合成され、そして中性脂肪として体内に蓄積されていきます。

ところが、肥満予防効果があると言われている油は、中性脂肪になりにくい性質を持っています。
その代表が、今ではたくさんの人にも馴染み深い、ジアシルグリセロール(ジグリセリド)でしょう。特定保健用食品としてスーパーなどで市販されています。

ジアシルグリセロールは、グリセロールに脂肪酸が2分子結合しているという特徴をもっています。
その構造上の違いにより、体内での働きが一般の油とは違います。ジアシルグリセロールの場合は吸収されてからそのまま肝臓に運ばれるため、エネルギーとして燃焼されやすいという特徴があるのです。つまりトリグリセリドに再合成されないので中性脂肪にはなりにくいというわけです。

他にも中鎖脂肪酸がやはり特定保健用食品として認可されており、肥満予防に役立つとされています。
脂肪酸は炭素が鎖のように並んでいる構造をしており、炭素鎖の長さの違いで、短鎖、中鎖、長鎖と分類されます。
一般の油は長鎖脂肪酸と言われ、炭素の数が14個以上も長く配列しています。それに対して中鎖脂肪酸は約半分の長さであるため、消化が早く、エネルギーとして消費されやすい特徴があります。
つまり中性脂肪にはなりにくいので、体に脂肪がつきにくいとされています。

ほかにも共役リノール酸が肥満予防になる油の仲間です。リノール酸と違って、共役二重結合を持っているという特徴があります。
共役二重結合とは -C=C-C=C-C-  の構造式のことで、炭素が二重結合、一重結合、二重結合の順番に連なって並んでいます。体たんぱく質を減らすことなく体脂肪を減らすとされ、肥満改善に役立つと報告されています。

取り上げた脂肪は、普段食している食品にも少量ながら含まれていますが、健康に良いとして売られているものは、これらが含まれる比率の高い油のことです。
他にもコレステロール低下や抗酸化に役立つ油として、フェルラ酸、オリザノールを含む米油があり、DHAやEPAなど魚油も健康に良いことは良く知られています。

今回は油の仲間で健康に役立つとして紹介されているものをピックアップしてみました。

提供:エコロジーヘルスラボ

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