新着記事・レポート

カテゴリーを選択

健康・栄養食品

<<前の記事へ

次の記事へ>>

『栄養学講座』3.活性酸素とビタミン

『栄養学講座』3.活性酸素とビタミン

2010年10月22日 (金) 09時00分配信 投稿日:10/10/22 09:00 icon_view 444view

お気に入りに登録

お気に入りに登録

icon_view 444view

独立行政法人国立健康・栄養研究所は、健康・栄養食品に関する適切な情報を提供することを主な業務とする栄養情報担当者(Nutritional Representative=NR)の認定資格制度を設けております。

NR養成講座:http://www.kenkoexpert.com



■活性酸素とビタミン


『活性酸素』 という言葉を耳にしたことはあるでしょうか。 アンチエイジングや健康・美容などの分野では、体をサビつかせる悪者として話題に挙げられています。
活性酸素は体内に侵入してきた細菌などを排除するという良い面での働きもありますが、体内に過剰に溜まってしまうと、体をサビつかせ(酸化させ)、老化を促進したり、お肌のシミ、シワの原因 になってしまいます。
さらに近年、老化のみらなず、高血圧、動脈硬化、がんなど種々の疾病の発生に関与 していることも明らかにされてきており、この活性酸素を消去する「抗酸化物質」が注目を浴びています。
今回は活性酸素と抗酸化ビタミンについてとり挙げてみましょう。

~活性酸素~

私たちは酸素を取り込み、食事から摂った栄養素を燃焼させることによりエネルギーを作り出しています。この過程で使われた酸素は水となりますが、一部は『活性酸素』 に変化し、これが体を酸化させてしまうのです。
『活性酸素』 とは、著しく反応性に富む酸素原子を含む化学種を指し、スーパーオキシド、ヒドロキシルラジカル、過酸化水素、一重項酸素 が知られています。またこのうち、スパーオキシドとヒドロキシルラジカルは『フリーラジカル』 とも呼ばれています。

原子は原子核を中心として、その周りをいくつかの軌道に別れて電子が飛び回っています。一般に、電子は2個で対をなしている状態で存在していますが、対にならず1つだけで存在する場合があります。この対になっていない電子を「不対電子」 と呼び、不対電子を持つものを『フリーラジカル』 といいます。フリーラジカルは不安定な状態であるため、他の原子や分子から電子を奪い取って、生体成分を酸化させてしまうのです(物質から電子が失われる反応は酸化となります)。
「フリーラジカル」であるヒドロキシルラジカルは活性酸素の中で最も反応性が強く、酸化力も強いとされています。

また、フリーラジカルではない活性酸素も体の酸化に関与しています。過酸化水素は、細胞中の鉄イオンや銅イオンなどと反応して酸化力の強いヒドロキシラジカルを発生させます。一重項酸素は空の電子軌道をもっているため、電子を求めることによる酸化力を持っています。

(次のページ)「活性酸素と抗酸化ビタミン」へ・・・

Good10

コメントする

コメントする

コメント

回答:2件

記事・レポート(1308件)

show

2017.05.25 new 市民公開講座「がんと生きる時代〜薬剤師が紡ぐがん医… 【日本臨床腫瘍薬学会レ…】

2017.05.24 new 243.調剤薬局の価値とは 【薬剤師業界のウラガワ】

2017.05.23 new 『がんの治療と暮らしのサポート実践ガイド』-通院・… 【薬剤師の本棚】

2017.05.18 new 大会長・齊藤真一郎先生&実行委員長・野村久祥先生イ… 【日本臨床腫瘍薬学会レ…】

2017.05.17 new 242.薬局とタバコ販売の実際 【薬剤師業界のウラガワ】

もっと見る

業界ニュース(19666件)

show

アンケート

show
ただいま、募集中のアンケートはありません。

もっと見る

セミナー情報(6件)

show

ブログ(5570件)

show

求人情報

show

よく見られている
新着記事・レポートランキング 集計期間:05月18日~05月25日

もっと見る

よく見られている
薬剤師のQ&Aランキング 集計期間:05月18日~05月25日

もっと見る