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『薬物乱用・依存講座』10.若年者向け薬物再乱用防止プログラム“OPEN”について

『薬物乱用・依存講座』10.若年者向け薬物再乱用防止プログラム“OPEN”について

2010年11月29日 (月) 09時00分配信 投稿日:10/11/29 09:00 icon_view 308view

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薬剤師のみなさん、こんにちは。
コラム「薬剤師のための薬物乱用・依存講座」にようこそ。

今回は、薬物依存の認知行動療法の中で、私が開発に携わっている若年者向け薬物再乱用防止プログラム"OPEN"についてご紹介させていただきます。



■1.なぜ若年者に特化したプログラムが必要か?



若年者向け薬物再乱用防止プログラム"OPEN"は、前回ご紹介しましたSMARRP(Serigaya Methamphetamine Relapse Prevention Program)1)を若年薬物乱用者向けにアレンジした認知行動療法プログラムです。若年者に特化したプログラムを開発することになった理由はいくつかありますが、その一つが薬物依存の重症度の違いです。OPENの対象者として想定しているのは薬物乱用歴の比較的短い若者です。つまり、前回の冒頭でお話ししたような大麻事件で逮捕された大学生のような場合です。ご存じの通り、所持や使用での薬物事犯の場合、初犯であれば執行猶予判決となる可能性が高くなります。したがって、裁判終了後は再び地域で生活をすることになります。刑事司法施設内で薬物依存にフォーカスをあてた離脱プログラムなどを受ける機会もなく、大学を退学になった上に、さまざまな引き金に曝されながら生きていくことが求められます。ある意味、野放し状態と言えるかもしれません。

地域にこうした若者の再チャレンジの場を一つでも増やしたいという想いがこのプログラムを開発することになった原点です。もちろん、既存のダルクへの入所を勧めるという方法もあるでしょう。しかし、全国42施設のダルク利用者408名を対象に実施した実態調査によれば2)、利用者の平均年齢は37.3歳(最年長は72歳)で、大学生に比べると年齢層がかなり高くなります。また、利用者の約6割は生活保護受給者で、さまざまな理由で家族からのサポートが受けられなくなっている方が多いことも事実です。さらに薬物依存の重症度も高い利用者が多い上に、幻覚や妄想といった中毒性精神病との合併例も少なくありません。

(次のページ)薬物乱用歴の比較的短い若者が・・・

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