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薬剤弁護士の簡単法律講座

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『薬剤弁護士の簡単法律講座』7.質問への回答1

『薬剤弁護士の簡単法律講座』7.質問への回答1

2011年01月13日 (木) 09時00分配信 投稿日:11/01/13 09:00 icon_view 431view

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以前から募集していた質問がいくつか集まってきましたので、今回は質問に対する回答をしたいと思います。なお、1回のコラムでは、全ての質問にお答えできませんので、次回と次々回も質問への回答にさせていただきます。

(質問の内容は、抽象化する等一部変更している場合もありますので御了承ください。)




1 PL法について


質問
薬局製剤や簡易懸濁法等を含めたPL法と薬剤師・医療機関の関係について教えてください。


回答
(1) PL法とは
PL(Product Liability)法とは、製造物責任法のことです。この製造物責任とは、「製造物の欠陥により人の生命、身体又は財産に係る被害が生じた場合における製造業者等の損害賠償の責任」(製造物責任法1条)です。 この製造物責任法が施行されるまでは、製造物の欠陥によって損害を受けた被害者が、製造業者に責任追求する方法は不法行為責任(民法709条)に基づくしかありませんでした。この不法行為責任は,以前にも説明させていただいたとおり「過失」が要件になっており、この「過失」を被害者側が証明する必要あります。被害者側は、この証明が困難なために、責任追及をあきらめなければならないことがありました。しかし、この製造物責任法は、製造物に欠陥があり、それによって損害を被ったことが証明できれば製造業者が責任を負うことになりますので、「過失」の証明は必要ありません。したがって、この法律は、被害者たる消費者の保護に資する法律であるということができます。

(2) 薬局や医療機関の製造物責任法に基づく責任
製造物責任法3条には以下のように定められています。
(製造物責任)
第三条  製造業者等は、その製造、加工、輸入又は前条第三項第二号若しくは第三号の氏名等の表示をした製造物であって、その引き渡したものの欠陥により他人の生命、身体又は財産を侵害したときは、これによって生じた損害を賠償する責めに任ずる。ただし、その損害が当該製造物についてのみ生じたときは、この限りでない。

 


(次ページ)この条文上の製造物責任を薬剤師・・・

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