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『薬剤弁護士の簡単法律講座』17.疑義照会拒否の時の責任 (1)

『薬剤弁護士の簡単法律講座』17.疑義照会拒否の時の責任 (1)

2011年10月04日 (火) 09時00分配信 投稿日:11/10/04 09:00 icon_view 828view

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質問
処方に疑わしい点があり疑義照会を行った場合、それに応じない医師が存在します。電話を一方的に切る、事務員や看護師に対応させ、『医師の指示なのでそれで』の一点張りで対応しないような場合です。

このような場合、調剤薬局としては、処方箋を受け付けないという選択肢も考えられなくはないと思いますが、医師が院内処方に戻す等の行為を行いかねないため、このような対応も難しいと聞きます。また、院内調剤の場合にも、同様な対応をする医師がいるようです。

このような状況において処方どおりに調剤をし、万が一、患者さんに重大な健康被害が起こってしまった場合、調剤をした薬剤師が責任を問われることはあるのでしょうか?
先日薬剤師が疑義照会義務を怠って責任を問われた判決がありましたが、例えば、『間違いない、ぐだぐだいわずだせ』『医師の指示なんです、もういいから出してください。先生が怒ってます!!!』などと言われ、薬剤師が強制的に調剤させられていたならば、判決の内容は変るのでしょうか?

医師も看護師も、薬剤師の疑義照会義務を知らないようで薬剤師は苦慮しているようです。

回答

1 回答
結論としては、調剤をした薬剤師は、患者さんに対して損害賠償責任を負うことになります。また、刑事責任や行政責任も負う可能性があります。

2 疑義照会義務
薬剤師法24条は、「薬剤師は、処方せん中に疑わしい点があるときは、その処方せんを交付した医師、歯科医師又は獣医師に問い合わせて、その疑わしい点を確かめた後でなければ、これによって調剤してはならない」と定めています。


(次ページ)この疑義照会義務には・・・

Good6

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