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『薬剤弁護士の簡単法律講座』27.「医薬品」とは

『薬剤弁護士の簡単法律講座』27.「医薬品」とは

2012年07月30日 (月) 09時00分配信 投稿日:12/07/30 09:00 icon_view 278view

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薬剤師は、日々の業務で「医薬品」にかかわっています。
今回は、「何をいまさら」と思われるかもしれませんが、「医薬品」とは何かということをご説明したいと思います。

「医薬品」については、薬事法第2条に以下のとおり定められています。
(定義)
第2条 この法律で「医薬品」とは、次に掲げる物をいう。
1.日本薬局方に収められている物
2.人又は動物の疾病の診断、治療又は予防に使用されることが目的とされている物であつて、機械器具、歯科材料、医療用品及び衛生用品(以下「機械器具等」という。)でないもの(医薬部外品を除く。)
3.人又は動物の身体の構造又は機能に影響を及ぼすことが目的とされている物であつて、機械器具等でないもの(医薬部外品及び化粧品を除く。)

ここで定められているものが法律上の「医薬品」となるわけですが、1号は「日本薬局方に収められている物」とわかり易いですが、2号や3号の意味はわかりにくいと思います。
2号や3号の条文を読んでみると、治療・予防等に使用されることが「目的」とされている物が「医薬品」となると書かれています。この意味は、その物に本当に効果があるかどうかは関係なく、治療・予防等の「目的」で販売されている物はすべて「医薬品」になるということです。その物が医薬品的な効能効果を持っていれば、治療・予防等の「目的」があるとして「医薬品」となるというのは分かり易いですが、仮に、その物自体に医薬品的な効能効果が全くなくても、販売にともない医薬品的な効能効果を標ぼうしたり、医薬品的な形状(例えばアンプル形状など)をしていたりすれば、治療・予防効果を「目的」とするものとして「医薬品」とされることになります。


(次ページ)「医薬品」ということになると・・・


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