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『薬剤弁護士の簡単法律講座』3.薬の取り違えによる民事責任(2)

『薬剤弁護士の簡単法律講座』3.薬の取り違えによる民事責任(2)

2010年08月09日 (月) 09時00分配信 投稿日:10/08/09 09:00 icon_view 1018view

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今回は前回の続きです。

事例と登場人物は以下のとおりでした。




1.事例


患者Xは、A医院で診察を受け、近隣のB調剤薬局に処方箋を持って行きました。
このB薬局は、開設者:株式会社Z、管理薬剤師:K、勤務薬剤師:Yで構成されています。
Yが患者Xから処方箋を受け取り、Yが一人で調剤をし、服薬指導をして薬をXに渡しました。(管理薬剤師Kは調剤にかかわっていません。)
ところが、Yは、本来の処方内容と異なる錠剤をピッキングしてしまい、それに気づかずに投薬してしまいました。Xもそれにも気づかず本来の薬と違う薬を服用してしまい、薬の作用で昏睡状態に陥り、まもなく死亡してしまいました。




2.登場人物

X : 患者(死亡)
Y : 調剤ミスをした勤務薬剤師
K : 管理薬剤師(調剤には直接かかわっていない)
Z : 薬局の開設者(株式会社)



3.債務不履行責任


    ◆前回記事参照「薬の取り違えによる民事責任(1)」



4.不法行為責任~その1


    ◆前回記事参照「薬の取り違えによる民事責任(1)」



5.不法行為責任~その2(使用者責任)


前回はZとKが不法行為責任を負わないのかというところで終わりました。

答えはどちらも責任を負います。


(次ページ)Zについて・・・

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