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4.疑義照会を怠った場合の薬剤師の責任

4.疑義照会を怠った場合の薬剤師の責任

2010年10月25日 (月) 09時00分配信 投稿日:10/10/25 09:00 icon_view 870view

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■疑義照会を怠った場合の薬剤師の責任


今回は、医師が処方ミスをし、薬剤師が疑義照会をせずに患者さんに健康被害が出てしまった場合について説明します。

今回の事例は、医薬分業のもとで起こった裁判例(千葉地裁平成12年9月12日 判例時報1746号115頁)がありますので、それを参考にしたいと思います。

1 事例


X(生後4週間の乳児)は母親に連れられA医院を受診し、医師であるY1はマレイン酸クロルフェニラミンのシロップとリン酸ジヒドロコデインのシロップを処方した。B薬局にて薬剤師Y2によって調剤がされ薬剤はXに交付された。しかし、本件薬剤のうちマレイン酸クロルフェニラミンは常用量の4倍ないし5倍、リン酸ジヒドロコデインは常用量の2.4倍ないし3倍であった。(今回は事例を簡潔にするために、B薬局の構成を開設者・管理薬剤師・調剤した薬剤師すべてがY2という前提にします。)
Xの母親は、少なくとも2回本件薬剤をXに服用させた。

その後、Xは呼吸困難・チアノーゼ状態になり入院した。そのため、Xが、医師Y1、薬剤師Y2に損害賠償請求をした。

2 登場人物

イメージ画像
X : 生後4週間の乳児、薬を服用したために入院。
Y1: 医師
Y2: 薬剤師



(次ページ)不法行為責任について・・・

 

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