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7.一生懸命仕事をすること

7.一生懸命仕事をすること

2012年08月23日 (木) 09時00分配信 投稿日:12/08/23 09:00 icon_view 373view

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前回までは、6年制卒業の薬剤師の誕生や在宅診療の拡大等薬剤師をめぐる社会状況が激しく変化する中で、薬局で働く薬剤師のやる気向上の施策について紹介しました。会社の施策は、経営理念の確立や就業規則の整備、薬剤師に求められていることは、コミュニケーション力や仕事をする目的の明確化でした。
今回から3回にわたり働く人の仕事に対する考え方にフォーカスを絞って「薬局で働く人々のやる気の向上」を紹介します。仕事に対する見方・考え方を少し変えるだけで、やる気の向上(ESの向上)となり離職を防ぐことに繋がります。
 

1.離職理由の再考

「第1章:なぜすぐ離職してしまうのか」で紹介しました、薬剤師が離職する理由についてもう一度見直してみます。第1章で紹介しました、離職者の離職理由は以下の理由が多く見られました。
・研修制度や教育制度がない
・面接時の話と実際が違っていた
・毎日の業務が同じだから(1~2年で業務に飽きた)
・新しいことにチャレンジしたかった
・経営者や管理者への不満
また、別の意見として、「薬剤師による転職の理由は、やはり仕事へのやりがいを求めるための転職が多いです。」とあります。
さて、薬剤師の皆さんが、仕事のやりがいを求めて転職を考える場合、「今の会社で本気でやりがいを求めて仕事をした」と言い切れるかを考えてみましょう。上記理由のなかで、「面接時の話と実際が違っていた」の他は、意外と働く人にも「やりがいを求めて仕事をしてこなかった」という要因があるのではないでしょうか。
薬剤師の方は、薬剤師という国家資格を取得して、目標としていた仕事をするために今の会社に就職しました。離職を考える時期は、次への自らの成長のための壁と考えましょう。この壁も必ず乗り越えられる壁です。これからの人生に起きる危機を乗り越え、人生をより豊かに価値あるものにしていくための試練です。薬剤師になることを目指して一生懸命就勉強し国家試験に挑戦した時、就職活動をした時の初心に立ち返って見ましょう。会社の中で自分のやりがいを見つけるために国家試験への挑戦や就職活動同様にまたはそれ以上に一生懸命仕事をしたか、離職を決断する前に考えてみても遅くはありません。

2.一生懸命仕事をすること

一生懸命仕事をすることについて考えてみます。一生懸命を辞書で調べると「命がけで物事をすること。全力をあげて何かをするさま」とあります。つまり、自分が決めた仕事に、ただひたすら、ひたむきに「自分のすべて」を懸け尽くしていくことです。
自分で選択した今の職場です。本当に一生懸命仕事をしてきたかを考えてみましょう。
例えば、「研修制度や教育制度がない?」。職場には自ら学ぶ場所はあります。会社から与えられる学びの場ではなく日常の仕事の中に学びの場はあります。
「毎日の業務が同じだから2年で業務に飽きた?」。「新しいことにチャレンジしたかった」とともに日常業務を工夫する中で変化は出てきます。また、チャレンジすることはあります。
○自ら進んで上司、同僚に挨拶して、円滑なコミュニケーションに努めていますか。
○患者さんの悩みや不安を取り除くために話し方や話題を工夫していますか。
薬剤師としての仕事を一生懸命するとは、患者さん・上司・同僚等まわりの人達との関係をよりよくすることからでも始められます。

余談になりますが、離職を決め、就職活動をする時、履歴書や職務経歴書に次のようなことを書きませんか。
○自ら仕事を見つけ、積極的に取り組みます。
○自ら必要と思われることをプラスした仕事をします。
まさしく一生懸命仕事をやる意思表示です。この気持ちは今の職場に就職する時も同じだったはずです。再度思い返してみましょう。

「一生懸命仕事をする」を継続すると、会社から仕事を待つのではなく自ら進んで仕事をします。命がけで仕事をします。一生懸命仕事をする中で次のような変化が現れます。
○自然と自らのスキルアップが図れます。
○マンネリ化を打破できます。
○経営者や上司の考えも理解できるようになります。
このような変化は働く人の成長の証です。一生懸命仕事をした結果、生きていることの真の味わい、あらゆる喜び、苦悩、自分の中にあるすべての輝きと可能性がこの先にあることがわかってきます。このように考えられると、離職を考える必要性や時間があるでしょうか。そのような時間はなく仕事が楽しくなります。

3.会社との出逢い

数多くある調剤薬局の中で一生懸命就職活動をして出会った会社が今の会社です。これは、偶然に就職できたのではなく、今の会社で一生懸命に仕事をするために就職できたのではないでしょうか。働く人の夢を実現させる場を提供した今の会社との出逢いに感謝して、一生懸命仕事をすることが働く人みなさんのやる気が向上する一番に近道です。会社、上司、先輩との出逢いを思い返し、一度の人生、一生懸命全力で仕事に邁進しては如何でしょうか。

次回は、「仕事ができる」について紹介します。


著者:坪内直樹

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