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『薬剤師のやる気の向上』9.「仕事をする」とは

『薬剤師のやる気の向上』9.「仕事をする」とは

2012年10月16日 (火) 09時00分配信 投稿日:12/10/16 09:00 icon_view 299view

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前回は、「仕事ができる」ことについて紹介しました。作業と仕事の違い、仕事ができることによりやる気が向上することを解説しました。今回は、働く人にとって「仕事をする」とは、何を意味するのかについて紹介します。「仕事をする」ことの本来の意味を理解することによりやる気の向上、さらに離職を防ぐことへの道筋について紹介します。

1.「仕事をする」ことの本質

 人間は、社会の中で生きています。人と人とのかかわりの中で生きています。人ひとり無人島では人間らしく生きることは出来ません。社会は、人間同士の協業、助け合い中で成り立っています。この助け合いの中に、働くこと「労働」があります。新しいものを発案する人、物を作る人、物を移動させる人、代金等を回収する人、困っている人を援助する人等さまざまな労働があります。そして労働そのものが「仕事をする」ことです。従って「仕事をする」ことは、生きるために必要な本質的なことと言っても過言ではありません。「仕事をする」ことが生きるために根本的に必要であるならば、それは、充実したものでなくてはなりません。「仕事をする」ことが充実していれば、「やる気」が向上して、人生そのものも楽しくなります。

社会の中で具体的に「仕事をする」方法は職業として数多くあります。この数多くある職業の中で薬剤師という職業を選択された人は概ね以下の想いを持ち薬剤師になったことでしょう。

1)医療業界に携わり、病気で気弱になった患者さんの役に立ちたい。
2)待遇の良い、MRとして仕事をしたい。
3)薬の研究開発を通して、社会に貢献したい。
4)地域社会の中で、大学で学んだことを生かし役に立ちたい。等

ここにも「役に立ちたい」、「貢献したい」等お互いの助け合いの気持ちが表れています。
そして、就職する薬剤師の半分は調剤薬局です。調剤薬局に就職した薬剤師の想いは1)と4)が主になるでしょう。病気の患者さんを元気づけ励ますことが社会貢献に繋がる、薬剤師の素晴らしい仕事の側面がそこにあります。

・病気の患者さんが早く治癒するように適切な服薬指導をする
・ちょっとした声掛けで気弱になっている患者さんを元気づける
・在宅療養で外出もままならない患者さんの話し相手になる

等患者さんの役に立つことが、社会貢献です。「みなさんの役に立ちたい」と想った初心を忘れず薬剤師の仕事をすることによって、患者さんに喜ばれます。この患者さんの喜びが、仕事に対して充実感を醸し出し、「やる気」向上の第一歩となります。


(次ページ)2.薬剤師の周りの人々・・・

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