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『薬局経営者のやる気の向上』25.働く職場のルール整備

『薬局経営者のやる気の向上』25.働く職場のルール整備

2014年02月06日 (木) 08時00分配信 投稿日:14/02/06 08:00 icon_view 226view

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前回までは、薬局で働く人々の視点に立って働く人々のやる気の向上を図る手法をご紹介してきました。今回より薬局の経営者が働く人々のやる気向上に向けた手法をご紹介いたします。薬剤師不足に始まり、ドラッグストアーやスーパーマーケット等異業種の進出、薬価差益の減少等調剤薬局経営を取り巻く環境は厳しさを増しています。経営環境の厳しさが増す程働く人々のやる気向上は重要さを増します。P.ドラッガーの言葉にもあります。「経営資源のうち、2倍にも3倍にもなるのは、唯一「人の能力」だけである!」。

この視点に立って薬局経営者として、経営資源である「人の能力」向上に向けた職場環境作りをマズローの欲求5段階説に沿って紹介します。マズローの欲求5段階説によりますと、「人間は常に何らかの欲求を持ち、人間の行動は欲求を満たすためのプロセスである。適切な労務管理を行うには、人間としてのこれらの欲求を十分に理解しておくことが大切である。人間の欲求は(1)生きていくための基本的な欲求である食べたい、眠りたい等の生理的欲求が満足したら (2)雨風をしのぐ家や健康等、安全安心な暮らしがしたい安全・安定の欲求にいく・・・という下から順に欲求段階が上がっていく。」とされています。働く人のモチベーションアップ(意欲づけ・動機づけ)には、これらの欲求を段階的に満足させることが重要です。最初である今回は、マズローの欲求5段説の第一段階である生理的欲求段階(生きていく上で必要不可欠なもの)について紹介します。  

○ルールの整備について

会社が人を雇用する場合、労働者に対して、労働時間や賃金等の労働条件を明示しなければなりません(労働基準法15条)。明示しなければならない事項は以下の事項です。

(1) 労働契約の期間に関する事項
(2) 就業の場所及び従事すべき業務に関する事項
(3) 始業及び終業の時刻、所定労働時間を超える労働の有無、休憩時間、休日、休暇、並びに労働者を2組以上に分けて就業させる場合における就業時転換に関する事項
(4) 賃金の決定、計算及び支払いの方法、賃金の締切り及び支払いの時期に関する事項
(5) 退職に関する事項(解雇の事由を含む)
(6) 昇給に関する事項

以上が必ず明示しなければならない事項です。他にも退職金制度等の制度があればそれらについて明示しなければなりません。さらに、(1)~(5)については必ず書面をつくり、労働者に渡す方法で明示しなければなりません。この書面が雇用契約書です。さらに会社全体のルールを定める規程が就業規則です。会社のルールとして服務規律や賞罰等について定めます。


(次ページ)始業時間や就業時間が明確に定められていない・・・

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