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『よくわかる雇用契約書の読み方』2.雇用契約書の成分(内容)~その1

『よくわかる雇用契約書の読み方』2.雇用契約書の成分(内容)~その1

2010年07月06日 (火) 09時00分配信 投稿日:10/07/06 09:00 icon_view 636view

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雇用契約書の内容についてどう理解すればいいのか、今回から2回に分けて解説します。 前回お伝えしたように、会社が労働者を雇い入れる際には、法律で書面交付により明示しなければならない事項が定められています。その事項についてひとつずつ確認していきましょう。

 

(1)労働契約の期間に関する事項


  【記載例 I 】
【記載例 II 】
期間の定めなし
期間の定めあり
契約期間:平成22年4月1日~平成23年3月31日
契約の更新の有無:更新することが有り得る
契約の更新の判断基準:契約期間満了時の業務量、勤務成績・態度

ここで記載されていることは、契約期間の定めがあるかないか、契約期間の定めがある場合は、期間満了の際に、契約を自動的に更新するのか、更新することが有り得るのか、それとも無いのか、また更新が有り得る場合、その判断基準は何かということです。

一般的に正社員で入社をされる方は、【記載例 I 】のように「期間の定めなし」と記載されています。「期間の定めなし」ということの意味を、定年までの契約(終身雇用)ととらえらえる方が多いようですが、決して終身雇用が保障されている訳ではなく、あくまで契約の終期が決まっていないという意味で、随時解約ができる契約ということになります。解約は会社側からでも労働者側からでもすることができます。ただし、会社側から解約する場合は、労働基準法によって制限がされており、理由なく簡単には解約出来ないことになっています。

契約社員やパートタイマーなどで契約期間が決まっている場合は、【記載例 II 】のようにその契約期間と、契約期間終了時の更新の有無、更新の判断基準が記載されます。契約期間の定めがある場合は、契約期間中は、やむを得ない理由がない限り自由に解約できないということになります。そのため、労働者が長期間不当に拘束されないように、原則3年(特別な場合5年)という契約期間の上限が定められています。

薬剤師の方については、「特別な場合」に該当します。薬剤師の他にも弁護士、医師、公認会計士等の高度な専門的知識を持っている方達は、どちらかというと長く働けることが、拘束されるというよりメリットになると考えられており、原則に比べ2年長く上限が設定されています。

ただし、いずれにしても、定められている期間は拘束されることになる訳ですので、そのような労働者を保護するために、雇用契約の初日から1年を経過した日以後においては、労働者側から申し出ることによって、いつでも退職できるようになっています。

更新の有無には、「更新しない」「自動的に更新する」「更新することが有り得る」などと記載されます。判断基準とは、何を基準として更新をするしないを決めるのか、ということです。記載例以外にも、例えば、契約期間終了時の「業務の進捗状況による」「会社の経営状況」「労働者の能力」などがあげられます。


(次ページ)就業の場所、従事すべき業務に関する事項・・・

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