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1.代替医療とは何か?

1.代替医療とは何か?

2010年07月23日 (金) 09時00分配信 投稿日:10/07/23 09:00 icon_view 585view

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代替医療に注目し、自分の中で整理しなければならないと感じたきっかけは、NHKの特集を見たことでした。

がんに罹患した患者さん、得に再発、転移などを起こした患者さんは、藁にもすがる思いで、健康を取り戻す努力をしています。その弱さと不安につけこんでの 悪徳な商売もありますが、一般的な知識としてこういった療法は高額に設定してあります。こういった患者さんや家族が、体や心だけではなく、経済的にも困窮 してゆく状況を見て、これら代替医療について理解し、どう向き合うべきかを考えるに至りました。

また、自分や家族、親族がこのような状態になったときに、どのように考え、アドバイスすべきかについても、薬業界の一端を担ったものとして、皆様と一緒に考えてゆければと思います。


■その定義

Wikipediaで見ると、

『代替医療(だいたいいりょう、alternative medicine) とは「通常医療の代わりに用いられる医療」という意味が込められた用語である。代替医療は「補完医療」、「相補医療」とも呼ばれる。medicineは医 療とも医学とも訳されることがあるので「代替医学」とも。米国でも日本でも学会等正式の場では「補完代替医療」(Complementary andAlternative Medicine:CAM)の名称が使われることが多いようである。通常医療と代替医療の2つを統合した医療は「統合医療」と呼ばれる。
もともとは欧米から発信されている用語であり、欧米での医療の歴史が反映している概念である。』

と記述されており、日本補完代替医療学会におけるホームページには、その紹介として以下のとおり書かれています。

代替医学・医療とは一般の方には、なじみの少ない言葉です。また、その定義についてもいろ いろ議論されていますが、日本補完代替医療学会では、[現代西洋医学領域において、科学的未検証および臨床未応用の医学・医療体系の総称]と定義していま す。アメリカでは、alternative medicine(代替医学)またはalternative and complementary medicine(代替・補完医学)という言葉が使われています。また、ヨーロッパでは、complementary medicine (補完医学)という言葉が好んで使われることが多い様です。

しかし、なかには現代西洋医学と同等かあるいはそれを凌駕する医療が存在する以上、当学会はalternative medicine(代替医学)という用語を用いることとしました。いずれにせよ、通常の医学校では講義されていない医学分野で、通常の病院では実践してい ない医学・医療のことです。

日本補完代替医療学会(http://www.jcam-net.jp/index.html



この補完代替医療(以後、代替医療と記述します)について書くにあたり、立場としてできる限り客観的な視点を持ちますが、基本的には、EBM(根拠に基づいた医療)のスタンスで判断します。

これは、私自身が長年医薬品開発に携わって来たことや、専門が生物統計であることにも由来します。
また、これらの代替医療の安全性や有効性の問題点や議論すべき点はもちろん重要ですが、患者さんがEBMによる治療を受けるチャンスを振って代替療法に切 り替えてしまうという事実や根拠のはっきりしない高額な価格設定で経済的に苦しむことに大きな疑念があることも確かです。

さて、最初に現在、薬局、薬店、ネット等で氾濫する情報や食品、サプリメント、そして多種多様な健康法について、我々はどれくらい周知しているのかを一緒に確認してゆきましょう。

まずは、書籍やネット上の情報からこれら「補完代替医療」(自薦、他薦問わず?)と言われるものを、ピックアップしてみました。(下表)

中には、「え?これって代替療法なの?」とか「え?これって医療なの?」というものもあるかと思います。

次回は、これら種々の代替療法の分類と傾向を探ってみましょう。


714-X コンドロイチン療法 バイオフィードバック
AKA-博田療法 再決断療法 バイオラバー
EAV 菜食主義 ハスミワクチン
EFT サイマティックス療法 バッチ・フラワーレメディ
FBP法 催眠術療法 パンチャカルマ
SAT療法 サイモントン療法 ハンドテラピー
アーユルヴェーダ 刺絡 ヒーリング
足心道 指圧 ヒーリングタッチ
アニマルセラピー 色彩療法 冷えとり健康法
アプライド・キネシオロジー 自彊術 ビオチン療法
アラビア医学 シャーマニズム ビタミンC大量点滴療法
アルバリン療法 ジュース療法 びわ葉温圧療法
アレクサンダーテクニック 柔道整復術 フードサプリメント
アロマテラピー 浄霊 フェルデンクライス法
按摩 自律訓練法 プラセンタ療法
生きがい療法 自律神経免疫療法 ホメオパシー
イトオテルミー温熱療法 シン・インテグレーション ホルミシス療法
祈り 鍼灸 マイナスイオン療法
イメージ療法 信仰療法 幕内式食事療法
インド医療 森林浴セラピー マクロバイオティクス
エネルギーワーク 吸い玉療法 真光の業
園芸療法 推掌 真向法
オーラソーマ 頭蓋仙骨療法 マッサージ
オステオパシー スピリチュアルヒーリング 丸山ワクチン
音楽療法 スリーインワン 操体法
温泉療法 スワイショウ 水療法
温熱療法 整体 ミツバチ療法
外気功 生物学的歯科医学 瞑想
カイロプラクティックス セラピューティックタッチ メシマコブ
カウンセリング 前世療法 モアレトポグラフィー
可視光線療法 太極拳 蒙古医学
活性化リンパ球輸注療法 タッチ・コミュニケーション 矢追インパクト療法
カラーセラピー タラソテラピー 薬膳
関節法 断食療法 ユーモア療法
漢方薬 ダンスセラピー ユナニ医学
がんワクチン療法 チベット医学 ヨガ
気功 手かざし 楽腱法
機能水 デトックス リートリル
気診 電磁療法 リフレクソロジー
キルリアン写真 電場・磁場療法 療術
キレーション療法 糖鎖栄養療法 リラクセーション法
クリスタル・ヒーリング 内観瞑想 リンパドレナージュ
芸術療法 ナチュロパシー レイキ
ゲルソン療法 ナラティブ療法 霊能者
高気圧酸素療法 軟骨療法 ロルフィング
酵素栄養療法 西医学 ワッツ
甲田式少食療法 ハーブ療法 笑い療法
高麗手指鍼療法 バイ・ディジタルOリングテスト  


著者:山内英作


*この記事は2018年2月14日に更新しました。
*本記事の掲載内容、データ、リンク先、著者の所属先や肩書などは掲載当時のものです。

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