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『数字のイロハ』10.貧困率

『数字のイロハ』10.貧困率

2010年01月27日 (水) 16時58分配信 投稿日:10/01/27 16:58 icon_view 331view

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■貧困率~127万円未満




最近、政権が変わってから「貧困率」という言葉を聞くようになりました。一億総中流と言われた時代は、お隣さんもお向かいさんもそれほど自分の家と暮らしぶりが変わるものではなかったようですが、こと近年はマスコミでも格差社会という言葉が氾濫するとともに、それを具体的に現す代表的な数値として「貧困率」が用いられているようです。

この貧困に関連する分析にはどうしても所得の問題だけではなく、社会福祉や税金等の政策なども大きく関わってきますので、一概に断定できるものではありません。従って、ここでお話しする内容についても、マスコミから出てくる記事についても確定的なものではなく、基本的には皆さんがご自身で判断するものです。

実際にマスコミ等で取り上げられている貧困率とは、「相対的貧困率」と呼ばれているもので、ご想像通り「絶対的貧困率」という言葉もありますが、これは1日に得られる所得が1ドル未満の人の割合ですから、データとして扱うには適当ではありません。
「相対的貧困率」とは、その国の中で等価可処分所得の中央値の半分に満たない国民の割合とのことですが、言葉が難しいので調べてみました。

等価可処分所得とは、世帯の可処分所得を世帯員数の平方根で割ったものとされています。可処分所得自体は、年収から税金と社会保険料を引いた金額です。
厚労省発表の国民生活基礎調査(図1)2006年の日本の等価可処分所得の中央値は254万円と発表されています。
とすると、254万円の半分に満たない127万円未満の所得である場合は、貧困層と言うことになります。

(次のページ)「貧困率が0%とは?」へ・・・

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