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2.自己分析2

2.自己分析2

2011年12月06日 (火) 09時00分配信 投稿日:11/12/06 09:00 icon_view 437view

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前回は未来の自分を考える未来向きの自己分析について紹介しました。この回では過去向きの自己分析について紹介したいと思います。A4の紙とペンがあれば今回も分析できます。なぜ過去の自分を知る必要があるかと言うと、人の考え方は簡単に変わらないからです。人の性格は3歳から5歳頃に決定すると言います。これまでの自分の考え方や嗜好を知っておけばどのような環境が適しているのか、ある程度予想できます。
 

自己分析(過去向き)

過去を調べる自己分析は自分の体験を横断する視点で見るツールです。ここから見えてくるのは主に「自分の強み」です。他にも多くの情報を得ることが出来ます。何を横断的に見るかと言いますと、過去の体験とそれに伴う困難、行動、結果、成長です。いくつか挙げてみましょう、どんな体験でも構いません。例えば、「アルバイト」という体験。困難は「バイト先の雰囲気が非常に悪い」とします。そこで「店長と従業員達の仲が悪いのが原因と考え、イベントなどを企画して改善しようと試みた」という行動を取りました。結果は「バイト先に会話が生まれるようになり、業務もスムーズになった」。そして、「この体験を通して、勇気を出し組織の問題をしようとする大切さを学んだ」という成長がありました。といった具合に該当する用語に当てはめます。
では、紙とペンを使います。横向きに紙を広げ、6×6横長の表を作ってみましょう。横の一番上のセルには体験、困難、行動、結果、成長と書き、縦の一番左のセルには小学校、中学校、高校、大学1、大学2と書きます。大学での体験は現在の自分に最も近いので2つとしましたが、2つに限らず、3つ、4つあげて構いません。表が埋まってきたら、「強み」を探します。行動、結果、成長の欄を縦に見て各体験で共通して発揮された強みを探します。例えば「集中力がある」「積極的」「ポジティブ」など。一つの言葉である必要はありませんが、出来るだけ単純に表現できるといいと思います。困難を乗り越える際、その強みを軸に行動しているのではないでしょうか。

資料

 

抽出して文章化する

強みが分かったら、体験の中から強みが最も発揮されたものを選んでみましょう、出来れば最近の体験の方が望ましいです。次に、その体験を使って、強みを紹介する文章を作ってみます。ここではまだ文字数を気にする必要はありません。初めに結論を持ってきた方が伝わりやすいので、「私の強みは~(なところ)です。」から書き始めます。その後は表に埋めた体験、困難、行動、結果、成長を文章にして繋げます。この際、重要なことが3つあります。1つは自分の行動に焦点を当てることです。困難を解決するにあたり、自分はどのように関わったのか(行動したのか)をWhy(どうして)What(何を)How(どのように)に注意して詳しく書く必要があります。例えば「どうして店長と従業員達の仲が悪いことが雰囲気の悪い原因だと考えたのか、他に原因は無かったのか」「なぜ解決策としてイベントを企画しようと思ったのか」「どんなイベントを企画したのか」「イベントにはどのような意図があったのか」等です。また、行動は一番膨らませたい所なので内容・文の量ともに貧弱にならないようにします。2つめは定量性で、どのくらい問題を解決できたのかを客観的に示す必要があります。先述のエピソードでは結果、「以前と比較してどのくらい業務がスムーズになったのか」を具体的な数値などを用いて表す必要があります。例えば「さばける客の数が以前の2倍になった」「商品を陳列する時間が以前の半分になった」等です。3つめは全体の流れに飛躍が無いことです。この体験の場合はここに注意が必要で「会話がスムーズになった」ので「業務がスムーズになった」という事象が原因と結果の関係にあるのをはっきりさせる必要があります。

このままだと、もしかしたら他に外的な要因がありそうに見えます。「PCに管理ソフトを導入した」だとか「バイトの人数が増えた」などが真の原因で「業務がスムーズになった」可能性を否定できません。ですから、雰囲気が改善されて業務がスムーズになった具体例(「互いに声をかけられるようになり、対応が早くなった」等)をしっかり提示しなければなりません。
 

誰かに読んでもらう

1度文章化したら複数の友人や大学のキャリアカウンセラーの先生に読んでもらいます。自己分析に限らず、文章を作成した際は自分以外の人からフィードバックを受け、改善する事が重要です。自分では気づかなかった論理の飛躍や表現方法、誤字脱字がよく見つかります。自分以外の人に読んでもらって校正が終わったら、今度は100字、200字、400字のバージョンを作成してみます。履歴書やエントリーシートによって要求される文の量が異なる場合があるためです。
また、強みや自分についていつも考えていると日常のふとした事がきっかけで自己分析が深まる事がよくあります。いつも頭の片隅に文章を置いておくのをお勧めします。「あなたの強みは何か」「自己PRをして下さい」と言う質問は必ずされます。自己分析はこれらの質問に答えるための有力な道具となります。


著者:伊藤雅隆


*この記事は2018年2月14日に更新しました。
*本記事の掲載内容、データ、リンク先、著者の所属先や肩書などは掲載当時のものです。

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