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『若者よ、開局しよう!』5.開局にいくらかかる?

『若者よ、開局しよう!』5.開局にいくらかかる?

2012年02月16日 (木) 09時00分配信 投稿日:12/02/16 09:00 icon_view 726view

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今回は、実際に開局することを想定して、資金がどのぐらい必要か、ランニングコストがどれくらいかかるかなど、資金面に関する解説をしましょう。

まずは500万円貯める

まず、初期費用です。あなたが選んだ物件が、どんな状態かにもよりますが、一般にどんなに安く見積もっても、内装費用として800万円程度、調剤設備を揃える費用として500万円程度は必要となります。この費用をなんとか工面しなければ、開局はできません。
すべてを借り入れるという手もありますが、それでは後々、キャッシュフローが厳しくなる可能性があります。余裕をもった経営をするためには、500万円程度の自己資金を用意しておき、借り入れ金は1000万円程度にするぐらいが良いでしょう。1000万円程度の借り入れなら、日本政策金融公庫や自治体の制度融資などを使えば月々10万円程度の支払いで済みます。月々の返済が10万円程度であれば、思ったほど処方箋枚数が増えないといった不測の事態でも持ちこたえることができます。
従って、独立する30歳までには、何としても500万円程度を貯める必要があります。24歳で就職したとすれば6年間ありますので、年間80万円程度です。無理な数字ではないでしょう。

事業計画を立ててみよう

次に、ランニングコストについて考えてみましょう。前回、場所選ぶ際に、「近隣の診療所から1日30枚程度の処方せんが見込めれば何とかなる」と話しました。実際に、1日30枚の処方箋が応需できた場合を想定して、計算してみましょう。
処方せん単価を7000円として、23日の営業日で483万円の収入になります。薬剤費率は70%程度ですから、144万9000円が粗利益です。薬局の広さは15坪程度で十分ですから、家賃が坪1万5,000円程度であれば、月額22万5,000円です。家賃と共益費、光熱費、什器のリース代、月々の借入などを支払うと、薬価差益を別として約90万円が手元に残る計算です。


(次ページ)最初は、薬剤師は自分1人、・・・

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