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13.フィジカルアセスメントは必須化へ?!|薬剤師業界のウラガワ

13.フィジカルアセスメントは必須化へ?!|薬剤師業界のウラガワ

2012年11月23日 (金) 09時00分配信 投稿日:12/11/23 09:00 icon_view 298view

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「日本薬学会薬学教育モデル・コアカリキュラムおよび実務実習モデル・コアカリキュラムの改訂に関する調査研究委員会」。

メチャクチャ長い名称の委員会が行っているのは実務実習内容の改編・再検討だ。
もともと、実務実習モデル・コアカリキュラムは一定の期間で見直しを行うことが決まっており、新コアカリに沿った実務実習は平成26年以降の導入を目途に議論が進められている(※現在運用しているコアカリは平成16年に作成)。

9月にスタートした改訂に向けた作業では、10年後の薬剤師を見据えた新たな絵姿が示されている。逆の見方をすれば、リアルタイムで薬局・病院等に勤務している20歳代~40歳代の薬剤師にとっては、今後備えるべき必須スキルが示されているとも解釈できる。

まず、これまで「薬学教育モデル・コアカリキュラム」と「実務実習モデル・コアカリキュラム」と3分類されていたものを「薬学教育モデル・コアカリキュラム」として統合し、基本的な知識と実践的な知識は細分化する。具体的には薬学専門教育としてきた内容を「薬学基礎教育」、「医療薬学教育」など、より現場に即した名称・内容に変更する予定だ。

また実務実習に係る内容では「事前学習」、「病院実習」、「薬局実習」としていたものを一本化し、『薬学臨床教育』とする案も浮上している。さらに特徴的な内容と言えるのが項目の中に「薬物療法の総合的評価」の項目が設定され、患者モニタリングやフィジカルアセスメントが"当然の項目"として記されている点だ。

つまり10年後の薬剤師を見据えた場合、フィジカルアセスメントや患者モニタリングは薬剤師の"当たり前"となっているということ。処方せん調剤に関しても調剤を実施することと並んで処方提案をする薬剤師を目標とすることも掲げられている。細部項目には、チーム医療の推進や在宅医療普及など、現在議論が進められている各検討会を踏まえており、薬剤師の職能拡大が予測されている。

その一方、これまでのコアカリ内容に対しては「詰め込み過ぎ」との批判があったのも事実。改訂議論は開始されたばかりであるが、既に詰め込みの印象は拭えていない。
さて、10年後の薬剤師はどんな姿になっているのだろうか。


著者:薬業界を幅広く取材する中堅ライター

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